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海外ドラマと映画、音楽にゲームやら。自分のメモを兼ねての独り言。
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Exodus Gods and Kings

聖書物語、数ある中でもかなり見せ場の多い物語。
私の中でもかなりランクが上のお話なんだけどね。

今回はタイトルがタイトルなので
脱出まで?十戒まで?到着まで?どこまでやるの?ってとこだったんだけど
結果としては一応チャールトン・ヘストンの十戒と同じだったよ。一応ね。

でもさ。どうなのよこれ?
聖書の話を知らない人はともかく
知っている人(特にクリスチャン)からみたらどうなんだろうね?的な感じ。

まずモーセが最後まで剣を持っている。杖を持たない。
あのラストも、元を知らない人が観たらカナンの地にモーセも辿り着いた、と誤解するぜ?
神の声を子供として表現したのもどうなのかしら。
天使レベルならいいかもしれないけど全知全能の神としては威厳が足りなすぎ。
でもモーセお手製、手彫りの十戒には笑ってしまったけど(笑
 
で、災いを無理矢理自然現象に繋げている。中途半端だけどね。
まあでもこれはこれで面白いとは思うけどさ。
結局あそこまで連続して事が起これば神業以外の何者でもないわけだし。
でも最も賛否が分かれるのは海だろうなあ。
 一番の見せ場なのでね、海もちゃんと割れましたよ?
でもモーセが構えることなく事は起こる(杖なくて格好つかないから?(んなバカな
本来一番の盛り上がりのはずなのに、なんかもやもや~~っと感だけが残るという・・。
っつかモーセさん海にのまれてるし(ノ∀`)

他にも、妻はあの程度で信仰を捨てるとか言い出すし。
偶像礼拝の件はおもっきしすっ飛ばされ。
聖書物語をここまで変える(端折る)のなら態々映画にする意味ってあるのかしら?
製作者達は何をしたかったのかしら?
聖書の教えどうこうよりも、結局今も争いは続いているよね、って?(悲しい現実・・
っつかね、ラッセル・クロウんとこのノアさんが酷かったらしいので(だから見てない
同じ鉄は踏まないよね?と思ってたんだけどね。うーむ・・。

でだな?
聖書物語の中でも私がかなり好きな話のひとつにヨセフ物語ってのがあるのよ。
彼の亡骸、ちゃんと一緒に持って出たんだろうなヲイ??
ってここがすんげー引っかかった(私にはすげー重要(笑
十戒ではちゃんと一緒に運び出していたけど今回のはそんなシーン無かったよな?
それとも私見落とした??

なんかね、好きなお話がこんなんだったのでね、
完全に架空のファンタジーだったらそれなりの作品だと思うんだけど
原作が原作なだけにね。なんか・・・うん、いや・・・なんかもういいわ・・・(/□≦、)

パンフレットは720円。
監督インタビュー、俳優はモーセ、ラムセス、ヨシュアのコメントがちょっと。
うーん、読み物としての内容が薄いので買う必要はないかなー。

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Big Hero 6

なんでスタン・リーがおる?
と思ってたら原作マーベルなのね。
どうりで見ながらスパイダーマン(アニメ)が浮かんだのか納得。

話はとっても面白かった。
でも今回私が観たかったのは『ディズニー作品』を観たかったのであって
アメコミヒーローものを期待していたわけではない。
なんというか、求めていたものと違った、というのが正直なところ。
ディズニーを観ているのにマーベルを感じたくなったというか。
もっかい言うけどお話は面白かったのよ?
でもそこら辺で肩透かし的な違和感を感じたのも事実。

そんなどうでもいい肩透かしはさておき。
今回は母と妹とその子供らと6人と大人数で行って来たんだけど
皆楽しく過ごせたので結果オーライですわ。
ただ、オマケ映像については、ガキどもがスタン・リーを知ってるわけが無い。
後で1号に説明を求められたんだけど
「いや・・知っても意味ないと思うよ・・」としか言えなかった(ノ∀`)

日本っぽい架空の街のコンセプトはアメリカ+日本という事らしい。
過去『日本』を描いた数々の映画よりも違和感を感じなかったなあ。
強引にどこもかしこも日本語になってる事もなく(これが他の映画で一番感じる違和感
看板にしても程よく日本語、程よく英語、使い方も間違いがなく
と、逆に架空のこの街の方がよっぽど表現が自然だったよ。
架空とはいえ日本の良いとこどりみたいなサンフランソウキョウ、好きだわー。

原作は読んだ事は無いんだけど、かなり変えてあるらしいね。
原作と比べれば、きっとかなりディズニーテイストになっているんだろうけど
でも観終わった印象はどうしてもアメコミ、って感じ。特にあのバトルは・・・。

今回の短編アニメは『愛犬とごちそう(Feast)』
あざとい!という人もいるかもしれない(笑
でも素直にじーんと来ときました。うちは一家でワンコ好きなのでw
ただ、ワンコにあんな食わせ方しちゃいかん(ノ∀`)

パンフレットはいつものアレ。720円・・だったかな。
吹替俳優2人のインタビューだけでなく監督や製作のインタビューもあり、
オリジナルキャストはコメント程度でもちゃんと取ってきております。
プロダクションノートもちゃんとあるので案外充実した内容だったよ。
あとはサイズね・・・。

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The Hobbit: The Battle of the Five Armies

去年の〆、今年の2本目、今回はちゃんと2回観てこれて何より。

前回の竜の時は原作を知らない友人にはネタバレになるから言えなかった事がある。
本とは観終わってすぐ「キーリ、死亡フラグ立ちまくってたねー!!」と言いたかった(笑
それは今回も引き続きだけどもう全部見届けたのでね(あーすっきり
でもお陰でフィーリの影が薄くてちょっとそこが寂しかったわ・・。

というわけで3部作、やっとおしまい。
(この世界の)歴史にだけ残っている事や
ビルボが気を失ったせいで省かれてしまったフィリキリの最期とか映像になっていたり
トーリンとビルボのシーンがまたえらく感動的になっていたり(泣いちゃったよ・・

子供向けの原作をよくもまあ大人向けに仕上げたね!と関心。
バルトの活躍については私はあれはアリですわ。
スランドゥイルも私はアリなんだけど、でも彼については賛否両論ありそうね。
一番心配していたトーリンの変貌も(原作では「急になんで?」って感じなのよ
彼の精神が徐々に囚われていくという、ちゃんと段階入れた描かれ方で
原作を読んだ時のあの違和感がまったくなく、素直に入り込んで観れたよ。

ただ、〆がちょっと納得行かない。というかすっきりしない。
指輪に繋がるから、続きがある前提なラストってのは判るし
その続編の導入としても違和感がないっちゃないんだけど
『ホビット』というひとつのお話のラストにしては不穏すぎる・・。
いや判るんだけどね?でもね?
やっぱりコレはコレでハッピーエンドですっきり終わって欲しかったのよ。
いや判るのよ?あーしないといけない理由も判るんだけどね??

パンフレットは850円。
前回に引き続き、このお値段であの情報量、買って損なし。文句なし!

もうこの世界の新作が観れないのは本当に寂しいわ。
でも本当に楽しいひと時を過ごせたよ。感謝!ありがとう!

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危険なプロット Dans la maison (2012/フランス)
とても文章を書くのが旨い生徒、それを育てたい教師。
と聞くと真面目な作品に感じてしまうけど、そういう話しではなく。
その生徒が書いてくる内容が、自分の友人の家庭内の事なのよね。
それがなんというか人の覗き心理をくすぐるというか。
そしてだんだんノンフィクションとフィクションの境目が判らなくなってくる。
どんどん怪しい方向に話が進んで行ってしまう。

ラストについては、とり方は人それぞれにとれると思うんだけど、
私は『自分の事を理解してくれる自分だけの玩具』を手に入れた、的に感じてしまって
恐怖を感じてしまったよ。

シアター・ナイトメア The Last Showing (2014/イギリス)
キレた元映画技師が自分の手でリアル・シュチュエーションホラーを撮る、というね。
ほんっっっとマジで最後までストレスだらけの作品だったな。
このオヤジが本当に一方的で、被害にあったカップルが本当に気の毒でしょうがない。
警察もバカ過ぎる。カメラに向かってあんだけ喋ってんだから
音声無いなら読唇術できるやつ呼んで解析しろよ!!不自然だらけだろ!!!!
しかも次のターゲットは刑事?という更にストレスに追い討ちをかけたラスト、
マジで身体によくないわ( ゚д゚)!!

スーサイドショップ Le magasin des suicides (2012/フランス/ベルギー/カナダ)
自殺用品専門店の一家のお話。アニメ。
でもさ。自殺をするのが法律で禁止された町で堂々とお店経営が出来てるっておかしくね?
それに方向的には良いお話に持ってったねとは思うんだけど
パパ隠れて商売続けてるわけだし、そこらも矛盾していてどうなのよこれ?
しかもミュージカルだし絵は好みじゃないし、私には苦るしい作品だった・・。

土竜の唄 潜入捜査官REIJI (2014/日本)
私は好きよ?これw

スノーピアサー Snowpiercer (2013/韓国/アメリカ/フランス)
クリス・エヴァンスとソン・ガンホ。
それだけの理由で観てしまったんだけどさ。
コ・アソンってあのグエムルの子か。すっかり育ったねー。

で。この列車設定って作られた時代(まさに今)を考えると色々無理がありすぎないか?
あんな小さい子で整備がまかないきれると?それより線路の整備は誰が?
あのスピードで一年かけて一周する、という超長距離の路線なんてあんの??
○○鉄系の人達が観たら色々怒られそうな気が(ノ∀`)

で、爆破したら脱線するのは当たり前。
雪は少しずつ溶けているかもしれないが、あそこに放り出されて
しかも脱線事故の直後、生き残りも少なすぎで、希望というより絶望を感じたわ・・。

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47RONIN (2013/アメリカ)
いやなにもかもダメすぎるだろ!!!!

リディック: ギャラクシー・バトル Riddick (2013/アメリカ)
ワンコ!って事以外特に別に・・・。
昔2作目と知らずに友人に誘われ前作(The Chronicles of Riddick/2000)を観に行って
なんかよく判らない上にあまり面白くないわ・・なんて思ったんだけどね。
その時と同じ気持ちが甦ったよ(ノ∀`)

ディス・イズ・ジ・エンド This Is the End (2013/アメリカ) 
バカばっか(ノ∀`)

というわけで最後までするっといけちゃったよ(笑
実名の俳優さん達がアルマゲドンに遭遇してさあ大変、なお話。
チャイニング・テイタムの扱いがもうなんというかすげえのよ。
いやもう彼に限らず全員変人なんだけどね?
ともあれ仲良しさんが集まって作ったんだなーってのがほんとよく判るわw
それよりジェームズ・フランコとセス・ローゲン、と聞くと
今話題のザ・インタビューが思い浮かんでしまうな。きっとアホな事やってんだろうなあ(笑
劇場公開はともかくこっちも是非WOWでは放送してほしいなー。

グリフィン家のウエディングノート The Big Wedding (2013/アメリカ)
キャストは良いんだけど、なんか散漫な感じ。
もう少し的をしぼってくれれば良かったんだけどね。
騒がしい一家を眺めていただけ、って感じかな・・。

ランナウェイ/逃亡者 The Company You Keep (2013/アメリカ)
なんか話が丸く収まりすぎてね・・(お客って我侭ね(ノ∀`)

サイレント・ハウス Silent House (2011/アメリカ)
ここまでつまらないホラーを久しぶりに観た。時間を返せ・・・。

素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー Robot & Frank (2012/アメリカ)
私の好きなタイプの話ではあるんだけど、泥棒ってのがなあ・・。
ジェームズ・マースデンとリヴ・タイラーが兄妹ってのに何故かウケてしまったけど(笑

バック・トゥ・ザ・フューチャー Back to the Future (1985/アメリカ)
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 Back to the Future Part2 (1989/アメリカ)
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 Back to the Future Part3 (1990/アメリカ)
未だ観た事がない、という友人に貸すにあたり、久しぶりに観直してみた。
タイムトラベルによる多少のツッコミ所はおいといて、
もうコメディとしては1は完璧ね。ほんと、心から楽しかったよ。やっぱ名作だわー。
1に劣るものの、2・3もやっぱり楽しくて、また楽しいひと時を過ごせたよ。
心置きなく『お勧め作品』として友人にレンタルできるわ~。
私の方はまた10年ぐらいしたら観直す予定(´∇`)

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フィルス Filth (2013/イギリス)
ひたすら感じの悪い男、
というかもう何が何だかどうでもいいさ状態の刑事のお話。
いやー、マカヴォイ君感じ悪かったですなー(ノ∀`)
主人公が本当に『主人公』な感じ。終わりも後味悪いですなー(ノ∀`)
でも熱演しております。

ロスト・ボディ El cuerpo (2012/スペイン)
死体安置所から富豪の女性の遺体が盗まれる、という所から始まる。
スペインのミステリー・サスペンスものって初めてだったんだけど
これが結構面白かったのよね。
主人公が刑事なのか容疑者なのか良い意味で判断がつかず
犯人なのか幽霊なのか生きているのかどうなのか。
話がどっちにどう転がるのか、と最後まで楽しませて貰った。
復讐心って怖いね・・。

迷子の警察音楽隊 ביקור התזמורת:The Band's Visit (2007/イスラエル/フランス)
イスラエルの作品。原題まったく読めないというか予測すらつきません。
内容は邦題の通り。本気で迷子なのよ(笑
で、迷子先の現地の家族に一晩お世話になって翌日無事に会場に辿り着く。
ただそれだけの話なんだけど、それぞれの人間模様がしんみりと描かれていて
分野は一応コメディなんだろうけど何か暗いという不思議。
んでね、現地の人達との交流というか。すんげ~~ぎこちないのよね。
また団員の水色の制服が違和感ありまくりで迷子感が強調されていて。
何故か流れる音楽も寂しいものばかり・・・。でも結構面白かった(笑
そしてエンドロール、当たり前だけどまったく読めません(ノ∀`)

ハングオーバー・ゲーム The Hungover Games (2014/アメリカ)
ハングオーバーとハンガーゲームを足して他の映画の偽キャラも沢山登場するコメディ。
これだけ聞くとすごくはちゃめちゃで楽しそうな気がするんだけど
コメディとしてハングオーバーが優秀すぎるので
何一つ、どれひとつ超える事もなく、ただくだらないだけの映画。

オーシャンと十一人の仲間 Ocean's Eleven (1960/アメリカ)
あれだけやったのに、手に残った金は結局亡くなった仲間の家族の分だけ。
なんとも切ないラストでちょっと吃驚。悪銭身につかずって事よ・・・。

で、あの映画の元です。あれ自体を面白いと思わない私。元ならいけるか?と思ってね。
結局この手の作品は好きな俳優がどれだけ出ているか、なのよね、と実感。
なので今回も知ってる俳優は出ていたものの、大好き!とかないので特に興味が沸かず・・。
母の好きな俳優は沢山出ていたので、そういう人が観たらもっと楽しめたんだろうな。

サイコ2 Psycho II (1983/アメリカ)
サイコ3/怨霊の囁き Psycho III (1986/アメリカ)
サイコ4 Psycho IV: The Beginning (1990/アメリカ)
話には聞いていたサイコ(1960)の続き。これが結構面白かったのよね。
主人公の主演も同じだし、あれから22年後としてスタートしているので違和感がない。
普通にノーマン・ベイツのその後として一気に行けちゃいました。
勿論突っ込みどころは満載なんだけど、彼が本当に解放されるまで、が描かれているので
満足度は高かったな。でもまあB級レベルでだけど(笑
果たして最近始まったドラマの方の出来はどうなのかしらねえ?

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ある朝突然、スーパースター Superstar (2012/フランス/ベルギー)
いつも通りの通勤中、いきなりサインを求められたり写メ撮られまくったり、
理由もわからず、何が何だか???な状態でお話は進む。
でも原因究明の為にいきなりTV出演とか意味が判らない。
例えばリポーターが現地で騒ぐ人達に直接話を聞けばいいのにそこらへんほったらかし。
ネットが元なので原因究明は困難、とでも最初に言えばいまだ濁せるのにそれもナシ。
ただ騒ぐ当事者達からは逃げるばかりで騒ぎだけが大きくなっていくというね。
物騒な展開になっても警察動きゃしない。メディア含め社会が騒いでいるだけ。
ネット社会の怖さ、ってのがテーマではあるんだろうけど
本当に原因知りたいの?それとも皆頭悪いの?という・・・。
オカマちゃんとラッパーさんが味方だったのがよかったぐらいかな。
あとだばだばな曲、あれはダニエル・リカーリの二人の天使だっけ?(男と女じゃないよな?
オカマちゃんの好きな曲サンプリングでラップ化されてたやつ、あれフルで聴いてみたい(笑

サウンド・オブ・ノイズ Sound of Noise (2010/スウェーデン/フランス)
音テロのお話。どんなものでも楽器にしちゃうんだけどね。
だからと言って患者を楽器にしちゃダメでしょ(ノ∀`)
「ハイドンめ・・・」「感電死の恐れがあるので真似はしないでください」
にウケました(笑

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 (2014/日本/韓国)
映画館でCMを観た時は面白そうに見えたんだけど
実際観てみたらなんとも展開が遅く、危うく寝てしまうとこだったよ・・。

ジャッジ! (2014/日本)
これもCMでは面白そうに見えたんだけどなあ。
妻夫のあの演技ってどうなの?あれが許されるのはのび太だけだろ?
なんか薄ら寒くてキツかったわ。他のキャストのお陰で完走は出来たけどね。
とにかく主人公がダメだったので私的には時間を返せ作品だったな。

ゼロ・グラビティ Gravity (2013/アメリカ/イギリス)
サンドラ・ブロックの「ふうふうはあはあ」を延々聞かされるのか?と
序盤ちょっと厳しく感じてしまったんだけど、地球がとにかく美しいのよね。
撮影技術に関しては専門知識がなくても単純に凄いと思うわ。
実際宇宙飛行士も凄いけど、それを地上で表現してしまう技術者・俳優もほんと凄いよ。

42 〜世界を変えた男〜 42 (2013/アメリカ)
 メジャーリーガー初のアフリカ系アメリカ人、ジャッキー・ロビンソンのお話。
wikiによると、1900年以降の近代メジャーリーグで初の、との事。
彼の背番号42はドジャースだけじゃなくてMLB全球団で永久欠番。アメリカって凄いなあ。
(因みに1884年、モーゼス・フリート・ウォーカーが本当の初らしい)
 
脚色度合いはともかく、何でも「最初」ってのは本当に大変なんだね。
特に人間と人間での話しでは尚更。大変というより心が辛い。
あの強烈な罵声ばかり浴びせた監督、どうしてここまで酷い事が言えるんだろう?
どうして次から次へと酷い言葉ばかり出せるんだろう?って
時代が時代だから、と判って見ていても本当に心が痛かったよ。
俳優さんもよくあの役引き受けたよなあ・・。

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THE ICEMAN 氷の処刑人 The Iceman (2012/アメリカ)
アイスマン、で検索したらミイラ画像が出てきて吃驚したよ(ノ∀`)
さておき。
殺し屋:マイケル・シャノン、相棒:クリス・エヴァンス、
親玉:レイ・リオッタ、親玉弟分:デヴィッド・シュワイマー、
殺し屋の妻:ウィノナ・ライダー、ボコられる男:ジェームズ・フランコ。
実在した殺し屋、ククリンスキーのお話。
100人以上も殺した、ってどうよ?って思ってたんだけど
死体処理の過程も含め、本当に彼らにとって日常の『お仕事』であり『作業』なのよね。
このペースであればその人数も頷けるという・・・。
どこまで脚色されているかはともかく、こういう人がいた、というだけで恐ろしいわ・・。

キャスティングも私好みで、マイケルさんとクリスのコンビが見れたのは嬉しかったよ。
それだけでも観る価値あったかな。ただ、フランコ君。君はノンクレジットレベルだろ・・。

僕らの未来へ逆回転 Be Kind Rewind (2008/アメリカ)
ジャック・ブラック、モス・デフ、ダニー・グローヴァー。
このご時勢だけどレンタル「ビデオ」屋さんのお話。
店主の留守を任された主人公。
ちょっとした理由で感電した幼馴染(感電理由がまた馬鹿馬鹿しい)が来店した事で
磁気の影響を受けて店内のビデオの内容が全て砂嵐の状態に。
店なのでお客は来る。でも店主に迷惑をかけたくない。

その解決策が自分達で勝手にリメイクし、リメイク作品としてレンタルを続ける、というね。
滅茶苦茶な話ではあるんだけど、これが中々面白いのよね。
リメイクする映画は映画ファンであれば誰でも知ってるようなものばかりなので
「あのシーンがこんな事に(ノ∀`)」と楽しめます(笑
町の人達がまたいい雰囲気なんだよね。チンピラですらなんか可愛いのよ。
こんな内容なのに最後はぐっと感動までさせてくれてね。
派手な作品ではないんだけど、なんかほんわかしたひと時を過ごせたな(´∇`)

ウェティング・バンケット The Wedding Banquet (1993/台湾/アメリカ)
台湾人青年と両親、恋人のアメリカ人青年、偽装結婚相手の女性。
ストーリー展開予想がつきやすい、まあ実際珍しいストーリーではないんだけど
お国柄の個性もしっかりあってね。特に結婚式の騒々しさに吃驚した。嫌だあんなの(笑
何よりお父さんがとってもいい味出してるんだよなあ。懐でかい・・・。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 The Place Beyond the Pines (2012/アメリカ)
140分。長い。
親から子へ、と話が進んでいくのでこの内容でこの長さは仕方が無いのかな。
でも最初の方は正直かったるくって観るの止めようか迷ってしまった(ノ∀`)
そのまま我慢(笑)して観てたらしっかり入り込む事が出来たので良かったけどね。
ブラッドレイさんについてはザ・ワーズの印象があったので
今回はちゃんと謝れてよかったね(許されたかどうかは別として)って思ってしまったわ。
そしてレイ・リオッタ、ここでも悪役。悪徳刑事とか似合うねほんとw

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Interstellar

西遊記とどっちにするか迷ってこっちを選択。
2時間ぐらい?なんて軽い気持ちで行ったら169分もあったという・・・。
でも話も面白かったし、とっちらかした布石もちゃんと回収していたし、
勿論ストーリーも綺麗に纏めてくれたので長くは感じなかったかな。
以下ネタバレ含む。

頭のいい人達の大博打。
この作品を一言で言うとそんな感じ。
でも愛がどうのとか言い始めたときはどうしようかと思ったけど(笑
それより思った以上に人間ドラマがよく出来ていて
後半はもう涙が出そうになったほどよ。きっと家で観てたらティッシュの山w

ただ、宇宙関係や物理関係に明るい人はいいかもしれないけど
四次元でも微妙な私に五次元とかどう理解しろと(´□`;)
Numbersとかを観ている時と同じ状態だったわ(へぇ・・・みたいな(笑

津波のシーンは違和感だらけだったな。
博士が乗り遅れるまでに時間が空きすぎ。無理矢理死亡させた感が残った。
なのであのシーンは「自然の驚異で放心した」と無理矢理そういう事にしとく。
最初からTARSに行かせりゃよかっただろ、とかそこら辺はもう忘れます(ノ∀`)

派手な展開や描写はそんなに無く、じわじわと話が進んでいくのがいい具合だったんだけど
マット・デイモンの辺りは『ハリウッドだねえ』ってね・・。
彼の星のシーンも重要だとは思うけど、そこもっと短くして他を見せてほしかったな。

主演のマシュー・マコノヒー。早咲き中抜け返り咲きの彼。
この世代が一番活躍した青春映画に、当時まったく興味が行かなかったので
彼の初期作品って何一つ覚えが無いんだけど
 最近は良い感じに活躍してるようでなにより(返り咲けない人の方が多いからね・・
この人いつの間にこんなに旨くなったんだ・・・と良い意味で時の流れを感じたよ。

パンフレットは820円。
ページ数も記事も多い。でも宇宙がどうのとかのコラムは読む気にもなりません(ノ∀`)
マットについては、エンドクレジットのメインキャスト表記がなかったからなのか
理由はよく判らないんだけど、まるで存在が無かったように、名前すら掲載ナシ。
これはこれで珍しい・・。

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バットマン Batman (1989/アメリカ)
バットマン リターンズ Batman Returns (1992/アメリカ)
バットマン・フォーエヴァー Batman Forever (1995/アメリカ)
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 Batman & Robin (1997/アメリカ)
当時から何度も途中放棄、 途中からだろうが終わりの方から観ようがやっぱり放棄。
何度試みたか判らないほど途中放棄してきた作品。
ノーラン作品のお陰でまたちょっと違った気分で完走できるかも?と思い
そんで今回は何があろうと途中放棄しない!と心に決めて頑張ってみた。
で、一晩潰して最後まで頑張ってみたんだけどさ。

無理なもんは無理、という事を証明しただけだったという(´□`;)
唯一良かったのはダニー・デビートのペンギン男ぐらいかな・・・。

ガンズ・アンド・ギャンブラー Guns, Girls and Gambling (2012/アメリカ)
くどい。種明かしがくどい。
この手のコミックっぽいつくりのヤツは一気に、最後も手短にすきっと終わらせて欲しいもの。
もー、くどくどくどくどくどくどと説明がなっげえよ!って感じだったかな~(`L_` )
でもクリスチャン・スレーター主演ではここ最近の中では比較的マシだったけど。

ハンガー・ゲーム2 The Hunger Games: Catching Fire (2013/アメリカ)
面白いんだけど、あまりにも途中過ぎる。これは後でまとめて3作品観たい感じ。

奇人たちの晩餐会 Le Dîner de cons/The Dinner Game (1998/フランス)
やはり私はフランスのコメディは向いていないらしいな。

レッド・ドーン Red Dawn (2012/アメリカ)
ジェフリー・ディーン・モーガンが後半で登場。正直彼ら主人公で観たかったよ(ノ∀`)
でもこの作品は平和ボケした若者達が突然戦争体験をしたら?という話なので仕方ないけどさ。
あまりに話が簡単すぎて何も言う事ありません、って感じだったのよね・・。
でも冒頭の、某アジア国の兵士が落下傘で大量に降ってくるってのは見ていて怖かったよ。
もし、自国であんな事があったら、と思うとほんと怖い・・。

キャリー Carrie (2013)
クロエ・グレース・モレッツは大好きな女優さんだけどさ。
でもやっぱりシシー・スペイセクには敵わなかったなー。76年版のがお勧めだわ。
キャリーがとってもキャリーらしいし超能力あるよ感もシシーさんのがぱねぇ。
なにより観てるこっちの心の痛さが段違いなのよ。ほんとね悲しいの・・。
あとクロエちゃんがね、もうちょっと華奢であって欲しかった(ノ∀`)
ママもジュリアン・ムーアじゃハイパー・ローリーの迫力は超えられなかったね。
でもスー(スーザン)の心情はこっちの方が判り易く描かれていたと思う。
・・久しぶりに原作読み直そうかなあ。 

キャスト・アウェイ Cast Away (2000/アメリカ)
映画館で観た依頼、ひっさしぶりに観直してみた。
当時映画館で、ウィルソンが行ってしまった時は彼と一緒に心の中で叫んだもんよ(笑
何度も観る作品ではないけど、まだ観た事ない人は是非(´∇`)

拍手

The Expendables 3

細かい事は気にすんな!!というこのシリーズ。
今回もキャスティングには文句なし。っつかありがとうございます(笑
ストーリーは好みもあるだろうけど、私的には3>1>2かなー。
唯一残念だなあ、と思ったのは今回接近戦が非常に少ない事。
殆どが銃撃戦。接近戦好きの私にはそれが唯一の残念な所だな。
次はここらをもうちょっとバランスよくして欲しいかなー。
以下ネタバレ含む。

冒頭、ドクを救出するってんで、最終的に電車ごと大爆破、
前作の橋爆破もウケたけど今回も大変な火薬量、バカだねえ!って大爆笑よ。
ドク=ウェズリー・スナイプス、大好きな俳優の一人なので
自虐ネタ(脱税)込みで、とっても嬉しかったよ~。

そしてチャーチの交代要員はドラマー=ハリソン・フォード。
後半ヘリで大活躍。でも彼ってヘリの印象がないのに何故こうもしっくり?
ってハン・ソロ(SW)か!!!!!と妙に納得。
ただ、私はインディー4以来だったので、あまりにおじいちゃんになっててちょっとショック。
歩き方も、ついに声まで老人入っちゃってたよー(ノ∀`)
まあ、70過ぎてんだから当たり前っちゃぁ当たり前なんだけどさ。他の新作が心配よ・・。

ガルゴ=アントニオ・バンデラス。
イイ!!!喋る事を止められないとかマジでイイ!!文句なし!!

新人4人。
彼らを仲間にするに当たって、ずいぶん時間割いてるなあ、と
私の中ではここがちょっとダレた所ではあったのよね。
てっきりこの4人さっさと死んじゃうと思ってたから(すいません
でも全員生き残って、次もあるんだね、となれば丁寧に描いていたのも納得。
次もあれば出るのかな?(人数減ってる可能性は高そうだけど・・

今回の悪役、ストーンバンクス=メル・ギブソン。
彼はこの作品の為に身体を鍛えてくれたらしいね。
太ったおっさんじゃ嫌だろう~?って。俳優の鑑ですな(笑
なので60間近とはいっても疲れを感じる事なく見事な悪役っぷり。
悪役とはいえ彼の演技をもっと観ていたかったぐらいよ。
 
いつものオッサン達。
いつだって負けず嫌いのクリスマスは
今回キャラが被るドク(先輩)の登場で彼との張り合に和ませて貰ったわ~。
ヤンは今回トレンチんとこから本人と一緒に派遣。なので後半にやっと登場。
ただ、トレンチとヤン、あれはマジ(´□`;)??その設定いる(´□`;)??

シーザーはストーンバンクスのせいで危篤状態。
今回は強敵。そこでバーニーは皆をこれ以上危険に巻き込みたくない、とチームを解散。
それで命知らずの新人探し、という流れになるんだけどね。
んで、バーニーに捨てられて(笑)凹みまくるいつものオッサン達。可愛いですなあ(´∇`)
まあ結局最後は皆でどんぱち、新人とも仲良く、シーザーも無事!めでたし!

うん、やっぱ今回も細かい事は気にせず楽しんじゃったもん勝ちよ。

パンフレットは820円。
初回限定版と通常版があって、内容は同じだよ、といわれたので限定版を購入。
通常版と紙質とか全然別物(指紋がつかない仕様は嬉しい)で、見た目もちょっと豪華な感じ。
でも大事なのは外見より中身よ。でも嬉しい事に中身も文句なし。
本当に820円でいいの?ってぐらいのページ数、キャスト紹介、インタビュー、撮影記事。
過去作品や登場人物、チームの歴史あるし、フォトも多く、
どうでもいい人達のコラムを除いたとしてもかなり読み応え有り。買って損なし!

拍手

ウォーキングwithダイナソー Walking with Dinosaurs (2013/アメリカ/イギリス)
人間パート、いる・・?
そんな人間パートにカール・アバーン出ておりました・・・。

ダーク・ウォーター Dark Water (2005/アメリカ)
仄暗い水の底からのハリウッド・リメイク。
あの団地の雰囲気をどうすんだ?と思ってたんだけど、意外といい感じでしたな。
仄暗い~は当時映画観で観たっきりなのでウロなんだけど、
団地の雰囲気が怖いだけでそれ以外はたいして怖くなかった記憶はある。
で、ハリウッドリメイクだからといって大げさになりすぎる事もなく
結構いい方じゃない?でも怖くないけどね?

オン・ザ・ロード On the Road (2012/ブラジル/フランス/イギリス/アメリカ)
120分以上と長い割りになんか中途半端な印象。
サルの件はひと段落したけどディーンの件はほっぽり投げられた感じ。
ディーンのストーリーも少し先まで見せてくれてたら良かったんだけどなあ。

ヴィクトル・ユゴー 笑う男 L'Homme qui rit (2012/フランス)
原作読むの面倒で映像化されたら観よう、と思ってたのよね。
なので映像で見れたのは嬉しかったんだけどさ。
話はすげー判りやすいんだけど、すげー端折られてる感があるというか。
実際93分と短い。原作読んでないけど本来3時間コースじゃないの?
きっとここはもっと色々あるに違いない・・と常に感じながら観てたなあ。
キャストは良かったので次は3時間コースでもTV仕立てで4時間コースでもいいから
もっと話を丁寧に、繊細に進行していくものが観たい。勿論フランス製作でね。
ジェラールさんは是非同じ役で・・・(やってくんないだろうなあ・・・

2ガンズ 2 Guns (2013/アメリカ)
デンゼルさんとマークが主演。やっぱマークはこれぐらいの位置がいいですな。
コメディ寄りのアクション映画なんだけど、
デンゼルさんなのでコメディになりすぎず、私には丁度言いバランスだったな。
この二人組みも結構面白い。でも何かもう一声欲しい・・・。
というか、もっと二人でやんややってるところが見たかったのよね。
続きがあれば今度は映画観へ行きたいけど、デンゼルさんって続編やんないからなあ・・。

ローン・レンジャー The Lone Ranger (2013/アメリカ)
パイレーツ~のスタッフが!って宣伝文句、私には不安要素でしかないんだけどね。
つまり、まあ、それが理由で映画観に行かなかったという(ノ∀`)
うーん、なんかダラダラ話が進んでいくのよね。
それを丁寧ととるかダルイととるか・・・。
私は後者だけど、でもパイレーツ~よりは全然マシだったぜ。

ドント・ディスターブ Do Not Disturb (2012/フランス)
ポルノ映画祭にストレートのゲイカップルの映画を作るぞ!
って話なんだけどね。おっさん二人がベッドでさあどうすっか?ってね。
一応コメディなのかもしれないけど・・・最後の表情は、つまり・・と思うとちょっと切ない。

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グランド・イリュージョン Now You See Me (2013/アメリカ)
どっちを主人公としてみるかで結構評価が変わりそう。
私はラファロさん演じる刑事を主人公として観ていたので
最終的なネタバらしも素直に「おお!」と嬉しくなったもんだけど。
 
ただThe Eyeっちゅう組織の面接テストを自分の恨みを晴らす為に利用するのはどうかと(笑
でもそういう風に出来るだけの地位が彼にはある、って事なんだろうなあ・・・。

そのThe Eyeという組織。私は本物の魔術を使う組織、と解釈したんだけどね。
あれ普通にマジシャンの最高峰ってだけの組織だったら
メリーゴーランドのシーンがガッカリになっちゃうものね。
 続編決定しているので次はここらを掘り下げてくれるのを楽しみにしているわ。
ラファロさんだし好きだし ゾンビクエスト大好きだしダークナイト大好きだし、
エンターテーメントォオ!!って見せ方も面白かったよ。
まあちょっと催眠術師が反則的だったけど、それは、まあ流しとこう(ノ∀`)
 次こそは映画館で・・!

サイド・エフェクト Side Effects (2013/アメリカ)
紆余曲折、善人にはいい結果、悪人にはお仕置きを。うむ。すっきり。

マキシマム・ソルジャー Enemies Closer (2013/アメリカ/カナダ)
今回のバンダムさんの演技、RDJと被って見えたなあ。こっちは完全悪人だけど。
彼のハイキックが見れなかったのは残念だけど、するっと楽しめたかな。
オーランド・ジョーンズに映画で会えたのも久しぶりで嬉しかったよ。

怪盗グルーのミニオン危機一髪 Despicable Me 2 (2013/アメリカ)

ファレルのHappyがどこで使われてるのかなーって気持ちだけで観たんだけどね。
前作の時も思ったんだけど、黄色いアレが好きでないとダメだ!
グルー本人は結構好きなんだけどな・・・。

何がジェーンに起こったか? What Ever Happened to Baby Jane? (1962/アメリカ)
天才芸人といわれていたが大人になって落ち目になったジェーン。
反して姉は大人になって人気女優に。
そんな中、酔っ払ったジェーンの運転する車が事故って姉は車椅子、女優も引退という事に。
その後は姉の面倒を見ながら姉妹で暮らしているんだけどね。
事件の事はさておき、とにかく姉に対して傍若無人に振舞うジェーン。
この姉に対する振る舞いがほんと~~~~~~~~~~~~に酷い。
それを受け入れている姉、全てにおいて終始イライラ。
いいから叫べよ!!!!!!!ってなもんです。
というか一方的に誰かを苛めているところなんてそう長く観れるもんじゃない。
そんなこんなで2時間以上、このジェーンにどんな結末が?と我慢してあの事実。
姉の最後の言葉でイライラさせられた傍若無人っぷりが全て水に流せてしまったという・・。
映画って面白いな・・・。

ミッドナイト・ガイズ Stand Up Guys (2012/アメリカ)

アル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン、アラン・アーキン。
すっかり年をとった元マフィアの下っ端のお話。
トップじゃないの。下っ端、ってのがミソ。
前半はスローペース、いや、後半もスローペースではあったけど
話が進むにつれてぐっと惹きこまれていったなあ。
アルさんとウォーケン様を「下っ端」として見るのにちょっと苦労したけど(笑
それと、ジュリアナ・マルグリーズが看護婦役で登場したんだけど、
当然違和感まったくナシ。思わずキャロル・・・って(笑

挿入歌はジョン・ボン・ジョヴィ。Not Running Anymore、やっぱいい声してるわ・・。

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Deliver Us from Evil

まあ、ぶっちゃけ悪霊退散!な映画よ。
 
実在するラルフ・サーキの刑事時代のお話。
原作のエクソシスト・コップ NY心霊事件ファイルが元ではあるけど
そこから着想を得た、となっているので丸っきり本当でも丸っきり嘘でもない、という所。
 原作者も関わったようだからおかしな方向に行き過ぎてる事はないんでしょう。きっと。
でもしっかりエンターテイメントしていたのでどうなんだろうねえ?
どっちにしてもホント半分でもこんな事あったら怖いっつの(ノ∀`)
以下ネタバレちょっと含む。

主人公が刑事なもんだから最初は当然普通の事件として始まっているのよね。
不思議現象というよりは人間が起こす奇怪な事件が次々起こり始める。
調べを進めていくと最初は別物と思われた事件、実は関連性が見えてきて、と。

最初主人公は自分の力について知らないんだけど(ただカンが良いだけと思っている
事件の真相を解いていくうちに、神父と出会い
話を聞いていくうちに自分の持つ能力について教えられ、本人も徐々に自覚する。

最初トレイラーを見た時は音で脅かす系かな、なんて思ったんだけど
勿論そういう部分も少しはあるけど想定内だった。
実体験だったらとても怖い話ではあると思うんだけど
動物園の女性については仕草も含めてすげー滑稽で登場するたび笑ってしまった(´□`;)
 
反してショーン・ハリスよ。まさか出てるとは思わなかったよ(嬉しい誤算w
ともかく彼がかなりいい味出してんのよ。いい具合の存在感。
後半に行くまで台詞らしい台詞はなく、とっても不気味な存在で
後半のエクソシズムのシーンはかなり鬼気迫っていて
マジで悪魔憑いてまっせ!っつか早く楽にしてあげて!って感じだったわ・・・。

ただね。私は彼の話声がとっても大好きなのでね。
今回はやっと喋ったと思ったら怒号ばかりな上に声加工気味、というね(ノ∀`)
次の作品ではあの低く掠れた声を沢山聞きたいもんだわ~。
 
で。
ラルフ・サーキってウォーレン夫妻(心霊研究家)とも繋がりがあったんだね。
ついこの間、死霊館を観たばかりだったので思わずなるほどー!って。
やっぱりそれで食ってるだけあって頼りにされてるんだなあ、としみじみ。

パンフレットは720円。A5サイズ。
エリック・バナと監督とラルフ・サーキのインタビューそれぞれ1P、
メインキャスト紹介4人で1P。ラルフの相棒は含まれていない・・・。
因みに相棒のバトラーを演じたのはジョエル・マクヘイル(Joel McHale)
とにかく心から内容が薄い。表紙入れてだったの24Pしかない。
コラムとかいらんわマジで。先日のガーディアン~とは比べ物にならない出来。
どう考えても内容は500円よ。いや税込み540円(笑

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Guardians of the Galaxy

冒頭、私が心底大嫌いなI'm Not in Love(10cc)が流れた時は
全身拒否反応が出て大変な思いをしましたが。
それ以外はまったく問題なし! とっても楽しいエンターテイメント!な作品だったよ。
以下ネタバレ含む。

88年に主人公が誘拐された所から始まり、話は26年後の現代へ。
という事は?と思ったけども、
舞台は地球ではないのでアベンジャーズの人達云々はまったくナシ。
かといってまったくリンクしていないのか、となるとそうでもなく。
アベンジャーズのオマケ映像に次なるボス的に登場していた悪そうな宇宙人。
サノス、という名前で登場。結構幅きかせていた上に彼に関しては解決していない。
そしてマイティ・ソー2に登場したコレクターもこっちでは割と本腰で登場していたし。
サノスの結末はどの作品でどう解決されていくのか、ってのは興味深い所。
どの続編でやってくれるんだろう、なんて予想が楽しめるのはマーベルならではね(´∇`)

登場するキャラクター達はマーベルコミックのマニアックなキャラの寄せ集めらしい。
私が唯一知っていたキャラはオマケ映像のハワード・ザ・ダッグだけだったよ(ノ∀`)
ともあれ、先入観がまったくないので素直に最後まで楽しめたよ。
皆我が道を行っており、ちょっとずつチームになっていくんだけども
歩み寄ってはいてもやっぱり我が道を行ってる。そのそれぞれの個性がいい。

最後ストーンの威力を4人で防いだ時はファンタスティック4みたいに
4人揃って特別な能力がついてしまうのか?と思ったらそうではなく
どうやら主人公自身が元々持っている血筋に関係があるらしい事が判明。
続編は(2017年!決定おめでとう!)ここらをもっと掘り下げて行くんだろうなー。

ロケットとグルート。
ブラッドレイ・クーパーとヴィン・ディーゼルが声を担当。
ロケットは、ブラッドレイさん録音楽しかったでしょ、って感じるほど素敵だったよ(笑
グルートについてはキャスティングがキャスティングだけにもっと喋ると思ってたら
まさかのアレだけ。I am Grootのみなんて誰が思うよ?(笑
しかしそれしか台詞の種類はなくてもその意味は多様。
でもちゃんと理解できるのは現時点ではロケットだけ、ってのも良かったな。

グルートが木っ端微塵になっちゃった時はロケット同様悲しかったけど
ちゃんと挿木されてちゃんと新たに成長し始めていて安心よ。
最後のフラワーロック状態がなんとも可愛かったー!
そういえばグルートとコレクターのやり取りで彼は結構偉い人?と疑問が沸いたんだけど
パンフによるとどうやら某星の王らしい。
ど、どうやってロケットと知り合ったんだ!経緯が知りたい!

BGMの曲達は 主人公の思い出のカセットテープの曲なので70~80年代のもの。
それがいい具合にこの作品とマッチしていてるのよ。
でもカセットテープ体験世代なら知ってると思うけど
毎日たった1回のペースで聞いたとしても20年以上もつ訳がない。
あれ見た感じ90分テープだと思うんだけど、尚更よ。
私は毎日2往復ぐらいのペースで聞いて1~2年で伸びてダメになる、を繰り返したよ。
伸びる、ってのは聴けなくなるわけじゃなくて音が歪んで酷い事になるのよね。

そんでSONYのウォークマンも登場していたんだけどさ。
主人公が誘拐されたのは1988年。でも更に古い型なんだろうなあと思わせる見た目だった。
私も同時期にこの手のものは利用していたけど、当時SONYは壊れやすいので有名でね。
友人がSONY派で色々使っていたけど本当によく故障してたっけよ(ノ∀`)
私はPanasonic派。デザインもPanasonicの方が小さくて可愛いかったのよ。
ま、今はウォークマン(勿論MP3プレーヤーよ?)を使っておりますが。
と、話がずれたので終わっとく(ノ∀`)

パンフレットは720円。
キャストインタビューは勿論、製作者側のインタビューやコメントもあって充実。
キャラクターの紹介や解説、コラム系も含めなるほどーが多い内容。
これはパンフレットとしては、値段も含めてかなり上出来。買って損なし。

早く続編観たいなー。

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ナインス・ゲート The Ninth Gate (1999/フランス/スペイン)
ジョニさんの現代劇って相性が悪いから今の今までシカトしてだんだけど
これ単なる現代劇じゃなくてオカルト・ミステリーだったのね。
なら話は別よ、と公開15年後に今更行ってみた。

少しずつ謎に迫っていく様は凄く面白くてぐっとのめり込んでいったんだけど
最後が「え?これでおわり?????」って急にガッカリな感じに。
原作はアルトゥーロ・ペレス=レベルテの呪いのデュマ倶楽部、この一部の映画化らしいね。
原作レビューも結構良い感じなのでこれはちょっと原作行っとこうかな。
いや・・・その前に三銃士を読まないと行けないっぽいね・・・。

サスペリア Suspiria (1977/イタリア)
バレエをやる主人公だがバレエシーンは殆ど無く。
魔女モノという事だが派手に魔法が放たれる訳でも無く。
殺人の真意には迫っても魔女については迫る時間がなく。
でも色使い、ネオンカラーの赤、緑、青、見た目がとても印象的なのよね。
BGMで流れるハミング入りの変な音楽も不気味だったなあ。音楽を担当したのはゴブリン。
とにかく『不気味』という事ばがぴったりな作品。

インフェルノ Inferno (1980/イタリア)
サスペリアの続きらしい。
前作よりもちょっとだけ魔女に迫ってみた、という所ではあるけど
内容はお化け屋敷を体験している人の映像を観ているだけ、って感じ。正直退屈だった・・。
でも音楽は良い。キース・エマーソンが担当。あのオペラ入りのサウンドすっげいい!
もっとバンド音を重くしたバージョンとかで聴いてみたい!
今では当たり前にあるサウンドだけど、この時代に既に在ったってのが知れて嬉しいわ。

サスペリア・テルザ 最後の魔女 La Terza madre/The Mother of Tears (2007イタリア/アメリカ)
公開の間が開きすぎてるけどインフェルノの続きらしい。
結局3人の魔女がいて1作目から順々に殺されて今回が最後、って所らしい。
でも前作の魔女は自分達の事を三位一体、結局死神なのよ~的な事を言って倒されたので
何か矛盾を感じつつ、私前作で勘違いな見方しちゃったのかしら、とも思いつつ。
1作目の事はちょっと語られるけど2作目については無視してもいいような。
でも3作品中、一番観易くはあった。突っ込み所満載だったけど(笑

音楽はジャンル的には前作と同じ雰囲気。こういうの大好き。テンションあがるわー。
ゴブリン(プログレ/シンフォニック・ロック)のクラウディオ・シモネッティが担当。
2~3はシンフォニックメタル好きにはたまりませんな!(1はちょっと気味悪すぎて・・。

エリジウム Elysium (2013/アメリカ)
また上と下の世界のお話か。っつかね。
あんなに堂々と、たった3機しかいないのに2機しか退治できないセキュリティとか。
あんなに沢山医療機器があるんなら地球用、国ごとに1台置いときゃ
市民ももっと大人しいだろうし産業でもなんでももっと伸びるだろうにとか。
あまりに話が雑すぎる。
そしてマット・デイモン主演と相性が悪い、と再確認。

スペース・ジャム SPACE JAM (1996/アメリカ)
 衝撃のMBL参加からブルズ再復帰までにこんな経緯があったのかー(フィクションだから
というかまさかルーニー・テューンズ(WBのアニメキャラ)と共演してたなんてね・・。

パリ猫ディノの夜 Une vie de chat/A Cat in Paris (2010/フランス)
ディノ(猫)には昼の顔と夜の顔があって、というお話。
アニメだけどしっかりサスペンスであり。
最後はちゃんと昼と夜が融合してのハッピーエンド。
時間も70分なのでするっと楽しめたかな。
ディノが女の子の腕の中にするると入る所が本当に自然で可愛いの(´∇`)

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Revolver (2005/イギリス/フランス)

最初字幕で観てから吹替えで観直したんだけどね(後半は吹替えのが判り易かった
考えれば考えるほど判らなくなる映画は久し振り。
脚本はリュック・ベッソンとガイ・リッチー。やってくれたよこの二人(ノ∀`)

最初多重人格モノかな、なんて暢気に観ていたんだけど
後半に進むにつれて、それも要素のひとつではあるんだけど、そんな単純な事ではなく。

今回どんな風に観ていたかというと
エレベーターが嫌だったのは別人格が出て来る危険性を無意識に防御していたから。
でも階段で意識を失った理由は不明。
兄や姪の対話を考えると本体はグリーン(でも断言はできない)
チェスと詐欺の名人はグリーンの別人格。二人はグリーンを守る為の存在。
一時グリーンの元を去った(表に出さなかった)のは
彼がまだもう一人の人格、ゴールドと対峙出来るだけの準備が出来なかったから。
という事で彼の人生の中で確かに出所した事はあるかもしれないけど
冒頭の出所シーンは刑務所という表現を使っただけで意識の問題ではないか。
名人と一緒に手伝いで居た黒人女性、あれも別人格の一人なのかしら。
そしてエレベーターの中ではゴールドを封じ込める事に成功、彼は状況の理解が出来た。
最後はハメられた恨みを晴らす為、マカと対峙。
ハメられた云々については色々言ってはいるけど正直よく判らない。
と、疑問を少し残しつつもそこそこ消化しながら観ていたの。

問題は終わる数分前、チェス名人が言った
「彼がしかけたこれまで最大の罠は彼がお前自身と信じ込ませたという事」
この一言で頭の中が大混乱。
グリーンがマカ、マカがグリーン?いやいやいや待て待て待てよ??
と脳内大混乱を迎えた直後にマカが自殺、ブラックアウト。
2回目鑑賞時にはその少し前に『彼はそれぞれの頭の中にいる』とも言ってた事に気づく
彼、とはゴールドの事よね。てことはちゃんと別人として存在していて
グリーンやマカの頭に混乱を起こさせてた?全て彼のゲーム?ええええ??
と脳内大混乱を迎えた直後にマカが自殺、やっぱり思考が追いつかないままブラックアウト。
サティのグノシエンヌNo.1が丸ごと流れて終わる。
クレジットが一切流れる事無く真っ暗画面のまま終了。
このクレジットがまったくないEDは
私みたいに混乱した人の頭の中を整理させる為の配慮か??なんて思ったほどよ。

で。セクシーハゲの二人(ジェイソン・ステイサム、マーク・ストロング)
今回ジェイソンは中途半端な長髪、マークさんなんか波平スタイルというね。
マークさん演じる殺し屋のソーターは波平ヘアだろうが素敵だったけど(笑
マカ役のレイ・リオッタも流石よ。
変態な事してる訳ではないのに変態に見えるという不思議。素敵・・w

とにかく一風変わったこの作品、
他の人のレビューも流石に今回は色々見て回ったんだけど
同じところに疑問を持っていたり独自の解釈があったり、と結構面白かったな。
そのレビュー達と自論と併せて作品を振り返ると本当に訳が判らなくなる。
いやー、観終ってからが非常に疲れた映画だったわー。

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スタンリーのお弁当箱 Stanley Ka Dabba (2011/インド)
こんな大人(子供達や同僚の弁当をあさる)最低すぎるでしょ。
コメディ、って事らしいけど、どうしたらこんな酷い考えを持てるの?って笑えなかったわよ。

家庭の事情で弁当を持って来れないスタンリー。
学校の人気者の彼は友達も多く、友達もお弁当を快く分けてくれるんだけど
この最低教師が自分の事は完全に棚上げて
「他人から貰うなんてみっともない!弁当もないのに学校へ来るな!」とか言いやがるの。
それで本当に学校に行けなくなっちゃうんだけどね・・。
救いは子供達が全員いい子ばかりでとっても優しいの。悪い子が一人もいないの。
がんばれ子供ら!と久しぶりに子供を応援したくなった作品だったわー。
で、この作品は土日とか子供の負担にならないように撮影したらしいよ。

きっとうまくいく 3 Idiots (2009/インド)
大人になった大学同期の親友3人とライバル(というよりオマケ的な存在)のお話で
10年前の大学生の頃の回想が殆どで展開していく。
コメディ映画とはいえ、学生達の苦悩や(自殺率が高いとかさ・・・
という事はお前は誰だ??的なミステリ(笑)要素もあったりして
ボリウッド特有の171分とまた今回も長いんだけど気にせずするっと楽しめたよ。

インド男は涙もろいのか?ってぐらいやたら皆泣いてたなあ。まあそれも青春か(´∇`)
っつか何が凄いって主人公、44歳(当時)で大学生役、ほとんど違和感がないって事よ!

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム Om Shanti Om (2007/インド)
売れない俳優の主人公。ちょっとした切欠で憧れの女優と友人になり
さあこれから!って時にある事件が起こり女優は死亡、自分も巻き込まれて死んでしまう。
それから30年後、人気俳優が登場。実は彼は殺された主人公の生まれ変わりなんだな。
そして彼女と自分を死に追いやった相手は今では有名なプロデューサーになっており。

という事で彼が前世の記憶を少しずつ取り戻し、復讐を果たす、というお話。
後半のクライマックスは彼と彼女が殺された経緯を
映画仕立てで(ボリウッドなので歌と踊りでね)プロデューサーに見せ付けるんだけど
これが鬼気迫っていてちょっと中々の迫力なのよね。
前半1時間で語られた話を6~7分の歌でまとめちゃったのも凄いけど(笑

恋愛モノは鬼門な私だけど、ストレートな話ではないし
登場人物達も展開もいい具合で今回はちょっとグっときちゃったよ。
何よりずっと信じて待ってたママさんがまたいい味出してんのよね。

そういえば主人公を演じたシャー・ルク・カーンって
マイ・ネーム・イズ・ハーンの人だよな(珍しく歌も踊りもないシリアス作品
俳優さんってやっぱ凄いなあ、と思いつつ
彼主演で2本とも当たりだったって事は自分と相性いいのかも?と。
あーもうだったらDONシリーズ録画しとくんだったよ。リピートしてくんないかしら・・・・。

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バトル・オブ・ライジング コールハースの戦い Michael Kohlhaas (2014/フランス/ドイツ)
やっぱマッツさんは時代劇の方が好きだわ(初対面がキング・アーサーだったのでね
原題は主人公の名前がそのまんま。馬商人のお話。

いつも通り行商に行ったら急に通行料を取るようになっていて。
何でも最近領主が変わった、と。これがまたやる気無さげな若造でね。
不承不承、丹精込めて育てた馬を2頭担保にして行くんだけど
戻ってみると馬は盗まれるは奉公人は暴行されるはですんげー理不尽な事に。
 訴えを起こしても領主は王宮にコネがあるかなんかで訴えは却下。何度も却下。
直接女王に直訴!とした所、夫を心配した妻が変わりに書状を届けに行くんだけど
なんと今度は妻が何者かに暴行され、戻っては来れたもののそのまま亡くなってしまう。

憎いアイツをヌっ殺す、という単純な復讐劇とはまたちょっと違う。
盗んだものは返せ。暴行をした代償を、とそれだけが理由なのよね。
彼の信念がどうしても領主の身勝手を許せないのよ。
でも領主は逃げ続けるもんだから次第に事が大きくなっていくという。

これハリウッドだったらBGMも含めてドンパチ騒がしくなりそうな内容なんだけどね。
それとはまったく無縁。主人公が黙々とした人なので話も黙々と進んでいく感じ。
余計なBGMも極力使っていない。
特に人数が増えた後の戦闘ですら接近戦の描写がない(山の上から見下ろし状態
でもなんかこう、それが主人公の心の位置を表しているようでもあり。

結局彼の言い分は全て通り、領主も刑(2年だっけかな)に服する事に。
でも彼がここに辿り着くまでの行動は民に混乱を招き死者も出した。
所謂戦犯という事で最後は・・・。
なんか観終わって苦い気分になったわ・・・。

偽りなき者 Jagten (2012/デンマーク)
幼馴染達が沢山いる町。みんなとっても仲良しさんな所なんだけどね。
その幼馴染の娘(幼稚園児)がちょっとした嫉妬で
先生が性器を見せたとかとんでもない事を他の大人に言っちまいやがるのよ。
もう大問題ってんで小さな町中で彼への風当たりが大変な事に。
 
本当に性犯罪者と思い込んじゃってる訳だから
手のひら返したように彼に対してすんげーー酷い扱いをするのよ。
物は売らない、暴行、器物破損、なんと息子にまで暴力を!

でね。すげ~~~~~理不尽なまま話は進み
最終的に誤解は解けた、という事にはなるんだけど
結局一度生まれた感情がまっさらになるってのはかなり難しいもの。
平穏が訪れたのは上っ面だけ、というこれもまた観終わって苦い気持ちに・・・。
主人公は終始節度ある対応で問題の子供とも穏やかにやってたけどさ。
私にしてみればクソガキャーーーー(`Д´)!!!!!ってとこよ。
 
◆◆◆
というわけで。マッツさん2本立て。
彼は不幸な役が好きですなあ。彼のハッピーエンドを観た事がない・・・・・・・・・。
で、毎度思う。デンマーク語、スウェーデン語、ドイツ語、フランス語、英語。
一体彼は何カ国語をモノにする気なんだろう(笑

因みに今のBGMは初期ソナタ・アークティカ。北欧万歳だわね!(関係ねー

拍手

Non-Stop

母がどうしても観たいってんでお付き合い。
リーアムさん出てる飛行機内の映画、って事意外まったく情報ナシで行って来た。

航空保安官の元に「口座に送金しないと20分ごとに一人殺すよ」的メールが届く。
そっから話が展開していくんだけどね。
とにかく犯人からのメッセージはメールのみ。男かも女かも判らない。

凄いね。最後のネタばらしまで犯人判らなかったよ。
まあちょっとあのネタばらしがズルイというか都合良くも感じるけど
そうでもしなきゃ最後まで犯人判らないような作りでね。

多少ストーリー展開に無理はあるんだけど、
そんな事より犯人誰だよ!って最後まで楽しめたなー。

ほんとね、皆さん程よく個性持ちつつ程よく怪しいのよ。
この程よさはいい具合にこの作品にマッチしていたんじゃないかしら。
ちょいちょい見かける俳優さんも多々いたけど
所謂有名所はリーアム・ニーソンとジュリアン・ムーアぐらい。
そのジュリアンさんもウザくなら過ぎず、ほどほどの存在感なのよね。
何よりでっけーオッサンが狭い所でヽ(`Д´)ノってなってるのは観ていて楽しい(笑
 
で。結局。
9.11以降、色々厳しく取り締まってるようで実際そうでもねえよ?ってお話ですな。

監督はジャウマ・コレット=セラ。
エスターとアンノウン(2009)も彼なんだね。
同じ主演でいくと私はアンノウンよりこっちのが好きだなー。
脚本はライアン・イーグル、原案・脚本はジョン・W・リチャードソンとクリス・ローチ。
この脚本の人達の他の作品も観てみたいなー。
 
パンフレットは720円。
サイズは・・・14.5×26cmの傍迷惑サイズ!うまく説明出来なくて思わず測っちまったよ!
内容はリーアムさんとジュリアンさんの合同インタビュー、監督は単独で。
それから映画製作にあたっての云々、 程よく怪しい人達の紹介、航空保安官についてなど。
サイズの割りに意外と字が多い印象。

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