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海外ドラマと映画、音楽にゲームやら。自分のメモを兼ねての独り言。
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GANTZ (2010)
原作は連載開始時は結構夢中で読んでたけど数年で放棄したんだよな。
毎週が面倒で終わったらまとめてコミック大人買いしようと思って。
で、まだ終わってないから続きを読んでないという(笑

で、映画だけども。
あまりに薄味で吃驚した・・・。
いや、一応順を追ってるとは思うんだけど省略化されすぎてね。
原作を読んだ時のドキドキ感がない。既に話を知ってるからではなくて
私が「読んでて(精神的に)辛かった」という所が全てさっくり気味。
もっと恐怖を煽っていいと思うぞ?と思うところ多々。
子供も見るから、って配慮なのかなあ。エロもグロも恐怖も薄いという・・・。
冒頭の玄野と加藤の久々の出会いだっていくらなんでももう少し語っても良かった気がするよ。
あっさりさくさく進むからテンポがいい、と取れるけども、私には薄味すぎたな。
うーん・・・お金払って観るぐらいならやっぱ完結待ってコミック大人買いするかな・・・。

ドロップ/Drop (2008)
鉄パイプで思いきし殴っても死なない世界なのに
3F足場から落ちただけで死んじゃう力加減がわからんわ。
でも私が小中学生の頃はヤンキー漫画流行ってたし実際読んでたし判らなくはないんだけど。
そんな世代が懐かしんで観る分にはいいかもしれないけど、正直今の中高生には観せたくないな・・。
でもボケとツッコミ具合はお笑いの人の作品だな。いい具合っちゃいい具合。
だからこそ、お涙頂戴はいらん・・。

ダークマン/Darkman (1990)
公開当時、凄く見たかったのにすっかり存在を忘れ続け、
数年前に主人公がリーアム・ニーソンだと気がついて是非見なくては、と思ってまた忘れ(ノ∀`)
で。ず~~っとダークヒーローものかと思ってたら違ってたという。
ツッコミ所満載の復讐劇という所。

コミックが先かと思ったら映画の方が先だったんだね。
なのでコミックを読んでないからもしかしたらそっちでは色んな悪と戦ってるかもしれないけど
この作品ではスパイダーマンのような素敵能力があるわけじゃない。
時々怪力になるけどハルクほどでもなく、ちょっとバカ力程度の印象。
力云々より変装技術が売りになるのかな。これは。

で、表現がやたらと古臭い。ま、これは仕方ないんだけど、
でも通常笑えないシーンでも、リーアムさんの微妙な演技が笑いを誘うという(笑
色々思うところもあったんだけど、
大ラスで死霊のはらわたの人だ!!!!そうだサム・ライミだもんな!!
と、テンション上がって本編どうでもよくなってしまったという(ノ∀`)

因みにブルース・キャンベルはバーンノーティスが一番最初の出会いなんだけど、
後に観た死霊~のインパクトが凄すぎて
死霊のはらわたの人⇒ブルース・キャンベル⇒バーンノーティスのサム
と、私の頭の中でゆっくり変換されていく(笑
因みにリーアムさんはシンドラー⇒リーアム、と変換されるw

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パルプ・フィクション/Pulp Fiction (1994)
ネタバレ注意。

冒頭レストランのシーンからクレジットへの移行はカッケーと思ったけども。
中盤がとにかくうるさい。
「んなこたどうでもいーから全員黙れ!!」と、マジで突き放したくなるというな(笑
でもやっぱり目が離せないから結局魅力的なキャラクター達ではある。

オムニバス形式で時系列をバラしてあるけど話は全然判りやすい。
ただレストランのシーンはラストのシメのシーンに繋がってるわけだけど、
全体を通すとレストランのシーンは途中になる。
だからトラボルタはあの数時間か数日後かに死ぬんだよね、とか微妙な気持ちに。
つまり、観終わって中途半端な気分になったという。

サミュエル・L・ジャクソンはタダひたすら素晴らしい。大好きよw
ウォーケン様はいつだってウォーケン様。
タランティーノ。やっぱ音楽の選曲と俳優の使い方の妙、面白いよな。
それとハーヴェイ・カイテルとフランク・ホエーリーを久しぶりに見れたのは嬉しかったよ。

今は複雑なシナリオのもの、大量に見てしまってるからな。
リアルタイムで観たらもっと衝撃的に受け止めたのかな、とか思ったり。
日本刀の鞘と台座に『木』とあったのが凄く気になるとか日本人的な感想も述べてみたり(笑

フィリップ、君を愛してる!/I Love You Phillip Morris (2009)
コレは妹と観たのね。妹はユアンという俳優を今まで知らなかったらしく、何とこの作品が初。
もっとスマートでぴちぴちだった頃を知らないので、当然何の思い入れもなく、
つまり、ただのおっさんにしか見えなかったらしい(ノ∀`)
ジム・キャリーもすっかり疲れたおじさんになってしまって、
「結構見た目も厳しいねー(´□`;)」
とかいいながら見ていたんだけども。

なんというか、もう、ここまで頑張られるともう素直に拍手を送るしか(笑
主人公の熱い思いが素直に凄いなあ、と。
愛に性別も年齢もないねーと思わせてくれた作品。
ここまで好きな人の為に一身になれるって凄いよマジで。
で、詐欺師って本当に凄いな、と思う。
どうしてその巧みすぎる技術を全うに使えないのか、とも思う(ノ∀`)

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G
ギャングスターもの云々。
アンタッチャブルとかあそこらへんの時代背景の作品の登場人物、
実在の人物が絡む作品は横のつながりを考えずに完全なフィクションとして見てきたジャンル。
何でかというと、作品ごとに脚色されているし統一された人物像はあっても
やっている事がそれぞれ微妙に違うし○○がモデル、となると余計に混乱するから。
だから例え同じ名前でもこの映画のみ!って感覚で観ていたんだけど
でも最近ここら辺の歴史をかるーく読み漁る事があったのでね。
それを踏まえてから観ると、やっぱり知ってると知っていないとでは感想も変わってくるよなあ、と。

奴らに深き眠りを/Hoodlum (1997)
バンピー・ジョンソンが主人公のお話。
アメリカン・ギャンスターの前に見るべきだったな、と(笑
アメリカン~でデンゼル・ワシントンが演じたルーカスは彼の運転手だったんだよね、確か。

ローレンス・フィッシュバーンがバンピーを演じていて、ダッチ・シュルツをティム・ロスが。
ラッキー・ルチアーノをアンディ・ガルシアがやってるというね。
内容としてはバンピーvsダッチ。と、大物ルチアーノ。
バンピーがやたら格好良く描かれている点で評価が分かれるかもしれないんだけど
話はシンプルだしバンピー(この時代の黒人ギャング)が前面に来ている作品は
他で観た事が無かったので、その分興味も高まってするっと観れてしまった。
そしてティム・ロスがまた・・こういうキレちゃった悪役とか旨いよね(笑
アンディさんは役作りだろう右目が逆になんか違和感あったなあ。

あまり大掛かりな作品という印象は受けなかったけど私は楽しめたよ。
・・・フィッシュバーン映画に飢えてただけかもしれないけど(笑
CSIもいいんだけど、やっぱ正直彼は映画で観たい・・・。

コットンクラブ/The Cotton Club (1984)
この作品は大掛かりといえば大掛かりなんだけど、
何を求めてみたのか、で評価がかなり分かれるような。
場所柄、時代柄、ギャングものではあるんだけど、
そうするとリチャード・ギアグレゴリー・ハインズの恋愛パートがウザくてしょうがない(笑
コットンクラブのエンターテイメント、としてみると素晴らしいと思うけどね。
あのコットンクラブですからね。音楽・演出・ハインズさんのタップ、素晴らしいわよ。

オウニー・マドゥンをボブ・ホプキンスが。ダッチをジェームズ・レマーが演じております。
で、バンピーがモデルのキャラをこれまたフィッシュバーンが。といっても今回メインじゃないけどね。
個人的にはこっちの動きが気になって仕方なかったので、正直恋愛パート早送りしたかったわw

それと、主人公デキシーの弟役にはニコラス・ケイジ。これは叔父様のコネかしら(笑
それはともかく、成り上がりたい青年を好演していて、ありがちとはいえ中々面白い役柄だった。
兄いらないから弟の人生をもっとクローズアップして欲しかったなあ。
とすると完全なギャング映画になってしまうか(笑

うむ。マドゥンについてはもっと見てみたい人物なので彼主人公の映画見てみたいなあ。
この作品でビッグ・フレンチーと信頼関係をもっと見たいって思ってしまって(笑
でもとりあえず・・・次はバグジー辺りが妥当かしら?

 

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ザ・ウォーカー/The Book of Eli (2010)
宗教色が強い作品だったのが意外だったな。もっと違う方向の話だと思っていたから。
聖書に対する価値観ってのは千差万別。
なので作り方によっては「ふうん」で終わってしまうと思うのね。

観る側が無宗教だとしても、聖書をひとつの道徳、教科書として活用した国出身と
そうじゃない国ってのでも価値観がまったく違うと思う。日本人は後者よね。
大昔から受け継がれた礼儀作法、仁義が、自然と身についている国民(例外はいるが
だから秩序を正すための『本』として考えた場合でも、
更に無宗教・他宗教な日本では「ふうん」で終わる可能性が高いと思うわ・・。

ストーリーの展開としては少し物足りなかった気がする。
荒廃した近未来、廃墟、乾いた土地、荒れた人々、雰囲気や色使い、本当に素晴らしい。
だからこそもう少し何かが欲しかった。物足りなかった。なんかもったいないわ。
あ、レイ・スティーブンソンが出てたのは嬉しい限りなんだけど、またスキンヘッドだった・・。
過去私が観てきた中で、スキンヘッドじゃなかったのってダレン・シャンだけだな・・・・。

ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学/The Last House on the Left (2009)
開始1時間の遅刻状態、ちょうどお友達が殺されたあたりから観たんだけども。
普段映画の途中参加は数分でも許されない私だけど、そっからでも話が難なく理解できたのと、
トニー・ゴールドウィンスペンサー・トリート・クラークが出てたのでついウッカリ(笑

で、1972年のリメイクなんだと。
前半は見ていないのでかったるいのかテンポいいのか判らないけど、
丁度事が始まった頃に間に合ったようで、すらすらと事が進んで気がついたら終わってた(笑
というか逆に前半1時間はいったい何をやってたんだろう、とも思う・・。

まぁ、実際あらすじを言ってしまうとそれが全部ネタバレに繋がるというぐらい単純な話。
復讐劇。バイオレンスホラーです。・・・タイトルで察して(ノ∀`)
で、スペンサー君はグラディエーターの頃から全然顔が変わらんね。そのまま育ったかんじ(笑

ラブリー・ボーン/The Lovely Bones (2009)
自分の遺体が入った金庫がゴミ処理場?に投げ込まれて沈んでいく中、
そのすぐ傍の家、霊感の強い女の子に乗り移って初恋の男の子とキスをして、
ってすっげーグロテスクなんですけど。
というか霊的な力をもっと犯人逮捕に生かせなかったのか。
そこは子供だから、と割切らないといけないのかしら・・・。

シリアルキラーの最期が一番リアルな気がした。
実際コールドケースになっているものって沢山あると思うんだけど、
うまく隠れ続けた癖に、思いもよらない事故で死んじゃったりとかしてそうというか。
(当然その後は地獄に落ちて業火に焼かれ続けると思うけどな!)
でもこんな終わらせ方だと観終わってすっきりしないよな。
中間世界はとても美しかったけど、
同じシリアルキラーの被害者女性しか居ない世界ってのもどうかと思う・・・。

ダーリンは外国人 (2010)
原作はあんなに面白いのに何故こんな・・・(´;ω;`)

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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い/The Hangover (2009)
消えた花婿は文字通り。なので親友2人と嫁の弟の3人のどたばたコメディといった所。
展開のテンポもいいので、嫌いな俳優がいる!とかじゃなければ楽しめるんじゃないかな。
でも、大ラスのデジカメ写真は恐らく女性はドン引き、
彼らの言う通り、一度見たら即刻削除のシロモノと思われます。子供は見ちゃいけません(ノ∀`)

キャストで思うところ。
個人的に最近目に付くイアン・アンソニー・デイル(Ian Anthony Dale)がね、
ギャングその1的なチョイ役で出ていてね。チョイ役でもすげーカッコよかった(笑
メインキャストについては。
ついこの間、優しそうな人だなあ、と呟いたばかりの
ザック・アリキアナフィス(Zach Galifianakis)が義理弟、
ちょっと(いや、かなり)気持ち悪~い感じで出ておりました。まず、パンツを穿け(笑
親友役はブラッドレイ・クーパー(Bradley Cooper)エド・ヘルムス(Ed Helms)
で、実は一番好きなシーンは虎を眠らせるためにエドさんがピアノ弾き語りをするシーン。
普通に歌詞で爆笑してしまったよ(笑
ブラッドレイさんはコメディアンに挟まれつつも奮闘していたと思うよw

あ、一応、もしかして一番チョイ役なのか?って感じの花婿さんも紹介しとこうね(笑
一番気の毒だった消えた花婿さん:ジャスティン・バーサ(Justin Lee Bartha)

トゥー・ブラザーズ/Two Brothers (2004)
フランス・イギリスの作品。
トラの演技は凄いなあ、存在そのものが美しいねえ、と思ったけども、それだけだったな。
で。人間って・・・・・・orz

ウルフマン/The Wolfman (2010)
1941年のリメイクだそうで。
狼っちうより熊だよな・・・。
町並みなんかは本当にいい雰囲気。やっぱこういうゴシック調なのっていいねー。
全体の色使いも美しかった。でももっと狼シーンを沢山観たかったかな。
四足状態で走る姿が結構迫力あったのよ。でもちょっとしか見せてくれないんだもん。
もっと駆けずり回って欲しかったなー。例えそれがベアーマンだろうが(笑
で、彼女は彼の元へ戻って何をしたかったんだろうね、結局。

脳内ニューヨーク/Synecdoche, New York (2008)
一個人の頭の中なんぞ当人しか理解できないんだな、
という事がよーく判ったよ(ノ∀`)

パーフェクト・ワールド/A Perfect World (1993)
ロードムービーには大きく分けて2種類あると思うのね。
静かに淡々と進んでいくものと、次々イベントが発生していくもの。
これはどっちつかず。
この話の流れならば、もっと色々盛り込んで欲しかったなあ。
唯一気持ち良かったのはイーストウッドのグーパンチだけというな。
ロードムービーは大好きなんだけどなぁ・・・。

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新旧ともに初鑑賞。どっちを先に観ようか迷った末、やっぱり順番通りに行く事にした。
以下ネタバレ含む。

1981年版。
出たな自己中な神々(`ロ´;)!!!
ゼウス等が登場すると反射的に叫びたくなる昨今。ほんとギリシャの神様達って身勝手よね(笑
のっけからず~っといい具合に自分勝手で違った意味で楽しいですw

80年代ファンタジーは結構好き。
なんつうかね、映画制作側の頑張りが見れるというか。
そら今と比べりゃちゃっちいよ?合成はすぐに判るし粘土も人形も特殊メイクも精巧ではないし。
でも出来る範囲で色々考えている、四苦八苦している努力が見えるのがイイ。
作品を楽しむ上では本来そういった努力は見えてはいけないとは思うんだけど、
でもなんかこの頃の特撮って大人達の精一杯の頑張りを想像しながら見てしまう(笑
この作品については色々努力が伝わって来るの。なので楽しかった(`∇´)!

もし混乱するとしたらギリシャ神話をまったく知らないで見た場合の神々の不思議感覚でしょうな。
ガッツリ学ぶ必要は無いけど、見る前に軽くwikiっとくと純粋にストーリーを楽しめると思うよ!
私の知識もにわかwiki程度。この映画の話自体は超シンプルなのでにわかで十分(笑

個人的には材料不明の梟、ブーボー!これきっとファンは多いはずw
まったく神の力を感じさせない外見、ゼンマイネジがついてそうなその姿がとてもイイ(゚∀゚)!!
あと煙多すぎ(笑)三途の川のカロン。黒いローブに骸骨。定番だけど、雰囲気も凄くよかったぞ~。
メデューサ対決も主人公の緊迫感が伝わってドキドキできたし、3老婆もよかったなー。
うん、なんか総合的に私好みの作風だったみたい(笑

知ってる俳優さんは主人公ペルセウス役、ハリー・ハムリン(Harry Hamlin)
ゼウスのローレンス・オリヴィエ(Laurence Olivier)
海の女神テテス役、マギー・スミス(Maggie Smith)だけだった。
・・・私の観る映画ってマギーさん遭遇率が昔から高いんだよなあ。
ともあれ、思った以上に楽しめてやっぱり80年代ファンタジー、捨てたもんじゃないな、と再認識。
ちょっとリメイクの期待が高まったわ。うきうきしながら2010年版へgoよ!

2010年版。
って・・・・さっきまでのハイテンションが一気にロウに(´;ω;`)
以下オリジナルとの比較を交えての感想。

ダナエ(ペルセウスの母)死んじゃってるし。
って事は、当然本人も半分神の子とか事情は知らずに育つわな。
なのに漁師として城に連れて行かれていきなり神とのハーフと言われたり。どこ情報だ一体。
そっから既に違和感。

そしてアンドロメダに一目惚れしない。恋にすら落ちない。どゆことよ!
だからなのかアクシリオスとカリボスが同一人物になっちまってるし。
ああ、だからペガサスが沢山いたのか。へー・・・。
(オリジナルではカリボスのせいでペガサスは1頭しかいなくて捕まえるのに頑張るのよ)

神々といってもゼウスとハデス以外の、特に女性陣神々の存在感が異様に薄すぎ。
因みに2010年版では大活躍のハデス、オリジナルでは出てきもしねえ。
つまり、全然違う話になってるんだけど、でもストーリー進行のフラグは同じというな。
魔女、カロン、巨大蠍、メデューサ、クラーケン、等々同じなんだけど、でも、別物だわ。

で。どうしてだろう。
小道具も衣装も特殊メイクも当たり前だがオリジナルよりもグレードアップしている。
CGがある分表現力も断然アップしているし神様達もぴかぴか。
仲間だってオリジナルより「チーム」感があるので感情移入がし易い状態になっているはず。
が、何故か面白くない・・・・・・・・・。何故だ・・・・・・・・・・。
別に超最新型ブーボーとの出会いの期待をが裏切られたからじゃない(ポイって(ノ∀`)

話に全然惹きこまれないのよ。彼等の旅を見届けよう、という気にさせてくれない。
ペルセウスのやりたい事、強い意志をあまり感じる事が出来なかったせいもあるかもな。
オリジナルはアンドロメダとの恋、彼女を、街をクラーケンから救う、
とても判りやすい理由がある上に、ペルセウスがとっても表情豊かなんだよね。
アンドロメダも可愛くって勇敢。助かってー!と素直に応援できたのに、リメイクはなんつーか・・。

オリジナルであれだけドキドキしたメデューサのシーンも全然、全っ然怖くないんだよなあ。
因みにオリジナルはメデューサとは完全にタイマン。というかそれ以外も殆どタイマン。
ともかく、技術はリメイクのが全然上なはずなのにどうも惹きこまれない。
30年前の方が面白いという・・・これ・・正直自分でも吃驚よ。
ツッコミ処満載でもしっかり最後まで楽しめたんだよな。オリジナルは。
ううむ。敗因は主人公かもしれないな。悪いけどリメイクペルセウスに魅力を感じなかった。
唯一勝ってると思ったのはラストのクラーケンぐらいかなあ・・・。

表情豊かで潔いオリジナルのペルセウス。
殆ど表情を変えない、意固地ぎみなリメイクのペルセウス。
それぞれの性格がそのまま映画に反映している、と考えると結果に納得が行くな・・。

2本鑑賞後、既に両方見ていていた母(2010⇒1981の順で鑑賞)に聞いてみた。
「なんか自分でも意外なことにオリジナルの方がすっごく楽しかったんだけど、母はどう?」
「古い方が面白かった(即答)。新しい方は見た目が凄いだけで話が全然つまんなかったわー」
うん、つまり、そゆこと(笑
あと、サム・ワーシントンってT4やアバターん時はそうは思わなかったんだけど、
なんか今回やたらと背が小っちゃく感じたよ。周りがでっかい俳優さんだらけだったのかしら・・。

 

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Legion (2010)
思わずゴッド・アーミーを思い出してしまったけども。

救世主として生まれた赤ん坊・・・意味がさっぱり判らない。
キリストのように人々の罪を背負って身代わりとなり世界を救うのか?
それともいずれ成長して人間vsGODとか無茶すぎる未来??
ガブリエルとミカエル(マイケル)の立場、結果の意味する事は?
レギオンってのは一種の悪霊だろ?
このタイトルで意味を持ったの憑依された人や虫の大群の事だけ?

神と人間、とテーマが大きいくせに話の規模が小さい、ってのは
このジャンルによくある事なのでそれはそれで構わないんだけど、
だからこそ、天使なりなんなりの細かい設定をどう生かすか、
どう辻褄を合わせるか、なんだと思うのよね。
.  . 
最初の方、導入部分からダイナーでの不思議な出来事、
TVがおかしくなったり電話が不通になったり等、とても雰囲気がよくて
素直に興味をそそられて、ぐぐぐと見入ってたんだけど
話が進むにつれて、神話題材映画の失敗の典型、
シナリオの詰めの甘さがぼろぼろ出てきて結局何が何だか判らない作品となってしまった。
ちゃんと風呂敷広げたら整理整頓しましょうよ、みたいなとっ散らかった結果に(ノ∀`)

天使も強いんだか弱いんだかよく判らない。
メカっぽいのも個人的には悪くは無いけど弱きゃ魅力も半減よ。
「天使の」というよりは「人の」戦闘を見ているようだった・・・。
それと、もう少し浮世離れした雰囲気を醸し出せる俳優を使って欲しかったなあ。

ああ、ダイナーでおばあちゃんが突然飛び上がったシーンは
タイミングよく口に含んでしまった珈琲、マジ噴出しそうになったわ(笑
ともかく。これ系好きなので色々観てるけど、しっかり満足出来た事って一度もないなあ。

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ディズニー連投。

スパイアニマル・Gフォース/G-Force (2009)
実写+アニメ。動物版トランスフォーマーという所かね。
実写とアニメの融合、ってのも進化してるよねー。全然違和感がないのは凄いわ。
オリジナルではサム・ロックウェルやニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス等が声を担当。
とかいって私は吹替版を観たんだけどね(笑
ガレッジ・セールの二人が声をやってたらしいんだけど、全然気付かずに観れたよ。
普通に聞きなれない声優さんだな、ぐらいの感じで問題なしだったよ。うんうん。
 
で、内容は置いといて(置くのか(笑
博士というかチーム責任者というか。まあ、そんなキャラがいるんだけどね。実写キャラね。
動物と会話・虫とも意思疎通が出来る装置を作っただけでも十分評価されると思うんだけど
何故かそこをまったく評価して貰えない。ちょっと驚かれただけという(ノ∀`)
確かに事件も大事だと思うけど、この映画のFBIの価値観がよく判らない(笑
そんな博士を演じたザック・アリキアナフィス(Zach Galifianakis)がね、
なんかやたらと優しそうな人だなあ、と。結局それだけしか印象に残らなかった(´□`;)
でも幼稚園か小学生低学年の子供ならもっと楽しめるのかもね。

ダンボ/Dumbo (1941)
幼稚園の時に観た以来なんだけども。
内容を覚えていない、が何故かいい印象がない。むしろ負の感情がわく。
何故だ、ってんで観直してみて納得。今見ると恐ろしい作品だな。
聞いているだけで不快になる象同士のいじめ、会話。
サーカスが舞台とはいえ、動物虐待にすらみえる人間の動物に対する浅はかさ。
そりゃね、最後にダンボが飛んでハッピーエンドだけど、
いいじゃん飛べたんだし?って気にはなれなかった。

アニメ技術・発想・表現は凄いんだと思うよ。でもそれは大人の意見。
あのピンクの象とか子供が好むものとは思えない。
私は子供の頃は今とまったく逆で少しでも怖い動画や絵は大嫌いだったからな。
今でも負の記憶が残ってた理由のひとつとしてピンクの象もあると思われる(笑
 
子供の頃観たアニメって殆ど覚えているし、
内容を忘れていても楽しんだのならば「面白かったはず」という記憶が今でも残ってる。
この作品は楽しんだ記憶はなかった。という事は。
理解度はともかく、大人になって観た印象と粗同じ感情が起こったんだろうな、と思ったわ。
それと、なんでダンボの配達だけサインが必要だったのか。
もうなんかそれすら差別的に感じるよ(´;ω;`)
因みに同時期に観たバンビは悲しかった記憶しかない。これも確認が必要かもな(笑

ポカホンタス/Pocahontas (1995)
ミュージカルタイプの方だったか・・・。
それはともかく、この時代を題材に、となるとなあ。
今回はこういう形で戦いは避けられたけど、でも何れ・・・と思ってしまう。
それだけの酷い事実の歴史があるからな。
悪人として描かれていた男、実際あれが正当だった時代。
中途半端にしか描けなければ(ディズニーじゃ描けないよね)
っつか、描けないんであればやっちゃいけないと思うよ。
時代を感じさせないファンタジー世界とかで作れば良かったのに・・・。

拍手

誰もが知ってるヒッチコック監督。
私はヒッチコック劇場の方は結構見たんだけど、長編は殆ど手付かずでね。
何故かというとヒッチコック作品を殆ど観ている母に原因がある。

ヒッチコック作品にやたらと出演しているジェームズ・スチューアート、
母は彼の事が割かし好きなようで、TV放送されるたびに観ていたのね。
で、私がそれに気が付くと、その都度あらすじを全部聞かされる、という事を繰り返し繰り返し(笑
サスペンスなんてオチ知ってたら面白みも半減。だから今迄放置してたという(ノ∀`)

以下ネタバレ含む。

裏窓/Rear Window (1954)
で、最近やっとオチ知っててももういいわ、って気になったので観てみたんだけども。
うん、面白かった!人の心理をよく判ってるね!
そして判っていても後半は結構ドキドキしてしまった(笑
オチも最高w

フレンジー/Frenzy (1972)
「あっけな!!!」
ってのが観終わった後の最初の感想(ノ∀`)
というか、この作品についてはヒッチコック監督作品とはまったく知らずに観ていたのよ。
毎度お馴染み、監督本人がちょいと出ているわけだけど、それ発見して初めて気が付いた(笑

で。最初がだるい。
のっけで死体が発見されるのですぐにでも話が動くのか?と思ったらそうでもなく。
犯人が結婚相談所に来るまでは本当に退屈だったわ・・・。
が、その後は結構いい感じに話が進んでくれたのでなんとか最後まで行けた。
主人公の恋人殺害後、カメラが引いて行くシーン、シンプルだけど怖かったなー。
あとはジャガイモのシーンだねえ。緊張がこっちまで伝わってくるの。うん、緊張した(笑

警部と奥様のやり取りはユーモラスでよかった(笑
とんちんかんな料理を作りながら的を得た回答をしている奥様がなんともw
で、警部も結局奥様の事愛してんだよね。
奥様を傷つけない方法で料理と格闘しているのが微笑ましいったら(´∇`)
素直に和めたよw

でもあのラストはどうなんだろうねえ。
もっと話が交錯していくのかな、と思ったらそんな事はなく。
うーん・・・あっけない。主人公の立場がまったくない。物足りなさだけが残る。
ヒッチコックファンの評価が低そうな、影が薄いような気がする作品だった・・・。

拍手

ミュージカル。のっけからみゅーじかられて心が折れかけたがぐっと我慢!目当てが大きいんだ!

ジョン・トラボルタ往年のファンが
彼の重量ある女装でのダンスが見たかったかはともかく、
あの特殊メイクでも足取りが異様に軽いってのは流石よね(笑
でもその割にはちょっと物足りなかったかなあ。
だってもっと踊れるでしょ?とか思っちゃうでしょ(笑

「往年のファン」である母はまだこれ見てないんだよな。
今度観せて感想聞いてみようっと!

お目当てのクリストファー・ウォーケン
流石に年を感じたけども、巨体トラボルタに振り回されてたけど、
何よりとっても楽しそうなんだよね(´∇`)
で、ちょろっとだけ見せてくれたタキシード姿は流石。無駄に素敵ww
彼女の恋に気が付くまで5年かかったという鈍さ、
こっちのエピソードを是非観てみたいもんだww
ともかくトラボルタとのダンスシーンは大笑いで観さして貰ったよ(`∇´)!
 
.  . 
でも今回一番目が止まってしまったのはジェームズ・マースデンの完璧な笑顔。
本人が好きとか嫌いとかそんな事関係なく「非の打ち所のない笑顔」を振りまいとりましたw
歌が思った以上に旨くて吃驚よ。
で、彼もなんだか作品を選ばない俳優になってきたな。
マルチ俳優は息が長い人が多いので、方向性がバラバラな俳優さんを見ると嬉しくなっちゃうね。
個人的にもそういう俳優さんは大歓迎なので今後も目を離せませんなー。
魔法にかけられて、を今度まじめにちゃんと頭から見直そうと思った(笑

他のキャストあれこれ。
ザック・エフロンはいつ見ても素敵なはずの顔より眉毛に目が行ってしまう(笑
ミシェル・ファイファーは思った通り、嫌な女が違和感無さすぎ(ノ∀`)
その嫌な女の娘を演じたのはブリタニー・スノウ。一番可哀相だったよ。これは母親が悪いよ~!
クィーン・ラテファは流石の存在感。彼女の存在が作品を所々ぎゅっと締めてくれてたと思う。
それからイライジャ・ケリー(Elijah Kelley)は素直に惚れた!かっけー!

で、主人公を演じたニッキー・ブロンスキー(Nikki Blonsky)、当時17歳ぐらい?
この年で安定した歌唱力、すごいねー。動きもくるくるしてて可愛かったよ(´∇`)

音楽については。
白人音楽と黒人音楽。さあ新しい時代が来ている!って時代のお話なのでね。
あの見せ方だと黒人音楽の方が魅力的に感じてしまうよね(笑
あとラストの大勢でどーんのシーンはミュージカル好き嫌いは置いといて、単純に凄いと思うわ。
いや、私自身ダンスとは無縁なので、
歌って踊って狭い所だろうがくるくる出来ちゃう人ってそれだけで凄いと思ってしまうんだけど(笑

最後に。ヘア・スプレー。
あんな使い方したら有毒以外の何者でもありません(ノ∀`)

拍手

多々ある戦争モノ映画の中でも観点がちょっと違うものを続けて観てみた。
 
ヒトラーの贋札/原:Die Falscher, 英:The Counterfeiters (2006)
ドイツとオーストラリアの共同制作。
第2次世界大戦・収容所関係の映画というのは何本か観ているけども。
今回は「ベルンハルト作戦」のお話。作戦詳細はwikiって頂くとして。
実際にこの作戦に携わらされてしまったアドルフ・ブルガーの証言+フィクション。
収容所の中で「優遇」された方達のお話。ぐぐっと興味深く観させてもらった。
主人公のラストの行動もよかった。

緊張感を持ちつつ、話は淡々と進む。変にドラマチックにやられるより逆にいい。
○年○月とか年数が入らなかったのも先が読み難くてよかったと思うよ。
もうすぐ戦争終わるね、もう少しの辛抱だよ、とか数字で感じたくなかったし。
でも一番の見所は人それぞれの感じ方、考え方の違い。
これはね、自分だったら・・・と考えると本当に恐ろしい。
観終わった後に色々ディスカッションが出来る作品でもあると思う。

俳優の演技は勿論、流れていた音楽も、90分ちょいという長さもよかったな。
主演のカール・マルコヴィックスもすんごい雰囲気良かったんだよなー。
ブルガー役のアウグスト・ディールも中々印象的だったなー。
そいえばアウグストさん、イングロリアス・バスターズでドイツ兵やってたよ。

グッド・モーニング、ベトナム/Good Morning, Vietnam (1987)
この作品は戦闘がメインでなく、軍事+娯楽ラジオ(AFN)のDJが主人公のお話。
個人的には独り舞台的なロビンさんはあまり好きではないのでずっと放置していた(笑
なのでちゃんと観たのは今回が初めて。
私はいかにも作られたようなどらまち~っく、な戦争映画は好きじゃないので
そういった意味では私好み、なのかもしれない。
何より戦争の虚しさをしっかり伝えている。何の解決もされていないのがいい。
が、主人公のトークについては賛否両論だろうな(笑

この映画が流行った頃、作品で使われた「この素晴らしき世界」がリバイバルヒットしたわけよ。
お陰でこの曲といい具合に出会う事が出来た。映画ではなく音楽番組のPVだったけど(笑
その時の奮闘についてはコールドケース4-3記事参照w

戦場にかける橋/The Bridge on The River Kwai (1957)
第2次世界大戦が舞台。イギリス映画。
こちらも戦闘メインではなく、日本兵と多国籍な捕虜が橋を作る話。
初めて観たのは20年ぐらい前かしらね。久しぶりに観てみた。

かなり、いや、相当イギリス贔屓な所はあるけど、ラストシーンがとても印象的なんだよな。
築き上げたもの、変わりかけてきていたもの、その全てが・・・。
こっちも2時間半付き合ってのあのラスト。本当に虚しさしか残らないんだよ。

映画の中の日本人は、上記どおり、イギリス贔屓なので疑問は多々残る。
が、それよりもこの映画の伝えたかった事は戦争の虚しさ。なので気にしない事にしてる・・。

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エクソシスト/The Exorcist (1973)
何度も見る機会があって何度も「眺めて」いた映画。
ちゃんと頭からじっくり座って鑑賞したのは今回初めてだな。
今回はディレクターズカットではないのでブリッジはナシ(笑
まぁ・・・とりあえず私の中でばらばらのピースがちゃんと繋がった、という所かな。
そういえばポルターガイストもちゃんと観た記憶がないなあ。「眺めて」はいたけど(笑
とりあえずエクソシストの続編は何れ、だな。

渇き/Thirst (2009)
韓国ヴァンパイアという事で。
ソン・ガンホだからって理由だけで観たんだけどもね。
中味はえろぐろほらーこめでぃ、って所かしら。ああ、韓国映画だねえ、って感じ(笑
でもこれは万人向けじゃないのは確かよ(ノ∀`)

ハート・ロッカー/The Hurt Locker (2008)
え?これがあの色々受賞したやつ?嘘だろ?
作品と脚本とってんの?まじで??すっげー退屈だったんだけど??
終わった後に「で?」って(笑
こういった職業ありますよ、それにちょっとだけドラマ色入れてみました、みたいな。
ストーリーがほとんど感じられない。
そう、「ほとんど」だから「ぜんぜん」ないわけじゃない。中途半端なの。
もっとストーリーを入れるか完全にドキュメンタリーにした方がよかったんじゃって気もしたかな。

UDON (2006)
まあぼちぼちな感じ。
キャストのチョイスが面白かったぐらいかなー。

矢島美容室 THE MOVIE ?夢をつかまネバダ? (2010)
妹にこの録画見ようよ、と言ってソッコー断られた長編コントでございます。
私はおかげです世代なのでね。個人的には有りですな。
それと、徳次郎さんの顔が拝めただけでも十分よ。これで私の中では矢島完結よw
っつか、映画になってたの初めて知ったよ。ま、お金払ってまで見たい作品ではないけどね(笑

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何故か犯罪モノを連投(笑

ユージュアル・サスペクツ/The Usual Suspects (1995)

実はこれも「老後用」にとっておいた作品(笑
で、思ったのは、老後用にサスペンスはとっておいてはいけない、という事だな。
他作品を色々観すぎしまって先が読めるというね。やっぱキャストと一緒に驚きたい(ノ∀`)

が、確かに今となってはこういった系統の話って腐るほどあるけど、
やっぱり名の残っている作品というだけの事はあり、無駄が無い。スキも無い。
つまり、観終わってから逆に感想が出ないというな(笑
脚本・構成・監督・キャスト、全てが揃った成功作品だね。

ボーダー/Righteous Kill (2008)
で、ユージュ~とは逆、全てが裏目に出たのがこれ。
いや、キャストは別に悪くないはずなんだがな。
ただ、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロのご老人がヒラ刑事ってのが既に違和感(笑
話そのものは悪くないはずなんだけどね。まぁ・・オチは丸見えだけどな。
もっといい展開のしかた無かったんかねえ。
というか、この2人、演技の実力落ちた?ってぐらいの代物でした。
この映画ダメだな、って気がついて演技してたのかも(笑
正直2人の共演はもっと質の高い作品で観たかったわ・・・。
あ、ドニー・ウォールバーグとジョン・レイグザモがバディ組んでたのは唯一気に入ったところよw

アンタッチャブル/The Untouchables (1987)
久し振りに見直した。ケビン・コスナーの初々しさにやられた(笑
やー、今はともかく、当時31~2歳か。すっげー整った顔だよなあ、とつくづく思うわ。
アンディ・ガルシアなんか小僧にしか見えねーっつか、私も年をとったなあ、としみじみよ(ノ∀`)
あ、別にこの作品は2人の若さが売りじゃないのよ?作品ありき、の2人だからね?(笑

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しあわせの隠れ場所/The Blind Side (2009)
私が試合開始から終了までずっと観戦出来る数少ない、いや、唯一か?のスポーツがアメフト。
現役アメフト選手、マイケル・オアーの実話に基づくお話。
んでも、スポコンものではなく、ヒューマンドラマ。

これが実話って凄いなあ。ってゆうか嬉しくなるよ。人として。
奇跡とか普通に信じちゃうわ。やっぱあるのよね、って(笑
何よりマイケルを拾った家族がパパもママも姉ちゃんも弟もみんなすっげーいい人達なのよね。
なんかね、最後までほんわかな感じで楽しめた作品。
弟のSJの存在が何もかも本当にかわいかった!

Dr.パルナサスの鏡/The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009)
誰に焦点を合わせるべきか非常に悩む映画だったな。
酷な言い方をしてしまうと、作品にとってはヒースの死が邪魔をしたよな、と思う。
トニーのキャラクターって結局博士と悪魔のコマだった、って事だけども
コマにしちゃ濃すぎて(途中代役で3人の俳優が演じるが、その3人ともそれ以上に濃いという(笑
もっと何か展開があるのか?もっと吃驚するような裏設定とか出てくるのか?と期待して観ていて・・・
実際ただの小悪党とかわらんし。成敗されちゃったし。

逆に若い2人をもっと中心に持って来ていたら
ラストシーン、もっとぐっと来たんじゃないの?って気がしたなあ。
パルナサスの存在感がなんか薄かったってのもなあ・・・。

んでも世界観・想像力は素晴らしい。
しかし結果としてはその絵だけを見せられたという印象になってしまったかな・・・。
ほんと好きなんだよこういうの・・・・モンティ・パイソン観直そうかしら(ノ∀`)

後日吹替版を観ていた母に
「トニーのキャラの役割、存在意味って何だと思う?」と聞いたら
「この世界のいろいろを見させてくれた人よ。あちこち行ってくれたじゃない(´-`)」と返ってきた。
なるほどそういう平和な見方もあったか(笑

ビッグ・バグズ・パニック/Infestation (2009)
タイトルからしてくだらねー。見始めたけどやっぱくだらねー。
とにかくタイトル通り虫がデカイ。何でかは知らん!
ま、実際ね、全ての生き物が同じ大きさになったら最強なのは何?となったら絶対昆虫だろ。
なのでそんなでっかい虫に人間が押さえ込まれて抵抗が出来るわけ無いよな。
ま、この映画では抵抗したり出来てたけども(笑
と、言うわけで消そうと思った頃、レイ・ワイズが登場。うっかり最後まで観てしまったという(ノ∀`)

という事で良かった探しでも・・・(好きな俳優には甘い(笑
いや、良かった探しというか唯一私が気に入ったとこなんだけどね。
昆虫に骨髄刺されるかすると刺された方は変な生き物になっちゃうんだけどね。
上半身が人間で下半身が蜘蛛の出来上がりよ。RPGのモンスターにありそうな感じ。
それで愛犬が刺されてね。上半身がマルチーズ、下半身が蜘蛛とか出来上がっちゃったんだけども。
これは普通に可愛かった!フィギュア欲しいなあ、とまで思ったわ。
まぁ・・・それだけなんだけどね・・・。うん、まあ無いよりいいわ。
ストーリーはB級定番ですな。褒めるとこなしw
もっと昆虫やモンスターが大量に出てきたらもう少し評価上がったのになあ、とも思う。

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Das Leben der Anderen (The Lives of Others) (2006)

静かに事が進んで静かに終わる。
そんな作品だったな。
ベルリンの壁が崩壊する数年前の東ドイツが舞台で
シュタージ(諜報機関)の一人を主人公にしたお話。

原題通り、他人の人生、を聞く事(任務で盗聴をしている)を通して
大尉のかちこちの心が変化していくお話。
かといって大きな感動が待っている!とかそんな大げさなものじゃない。
終始静かに淡々と進んでいく。

その変化は「いつ」とかじゃなくて
「気が付いたら」とか「いつのまにか」って言葉が合ってる気がするな。
人間ってそういうところあると思うし。

ラストもよかったよ。じんわりときた。
こういった作品って地味っちゃ地味なんだけど、何故か忘れないんだよね。ずっと。

主演の大尉を演じたウルリッヒ・ミューエ(Ulrich Muhe)さんがとにかく素晴らしい。
表情が殆ど変わらないんだけど、
ほんの少しの表情でこちらに彼の心情の変化が伝わってくるというね。
それがこの映画の静かさにとってもあっていて、最後までじっくり観てしまった。
でもこの作品が公開された翌年、亡くなってるんだよね・・・。
まだまだ若いのに・・・・。

この作品を気に入った人はきっとミューエさんのほかの作品も観たくなるんじゃないかしら。
というか私は観たい(笑
善き~の次に公開されたわが教え子、ヒトラーに俄然興味が沸いたわ。

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戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH (2009)
TVで観たので3Dでも何でもありゃしませんw
で、きっと冷静に観た人の評価は相当低いであろうこの作品。
実は楽しく観させてもらったw
何故なら妹と、お前ら黙れ!ってぐらいツッコミながら観てたから(笑
ストーリーとかそこらへんほったらかしで全てにツッコミ。違った意味で楽しかったよw

「誰かユキちゃん助けてやれよ!ああ!ユキちゃん!」ひたすらユキちゃんを応援する私。
「はぁなせよ。はぁなせよ。はぁなぁせぇよ」なにかとケンのモノマネをする妹。
そしてエンドロールを黙って最後まで見て絶句。の後大爆笑。
「ゆ、ユキちゃん(/□≦、)!!!」
「しー!!まーく(`ロ´;)!!!」
ホラー映画でさ?螺旋階段をあがってさ?ヒロインである少女が転落してさ?
その転落した姿がそのままコピーライトのマークに変わってブラックアウト・・・ってどうよ?!
いやもー、普通に大爆笑です。作ってる人何考えてるんだかさっぱりです!
でもお陰で楽しかった!でも人には絶対勧めない一品だ!!

で、当のお化け屋敷。実は思い出深い。
私は出来た最初の年とリニューアル(4.0)した時と2回行っとります。
初めての時は妹に無理矢理つれて行かれたんだけどね。

迷って同じ順路を数回周り、妹が途中恐怖で半泣き(その癖途中放棄する気まったくなし
分岐点は全て行き(半泣きの癖に「こっちまだ行ってない」とか抜かす(笑
ゾンビに大声で脅かされ、妹がついに腰を抜かし、そんな妹をどうにか支え起こし、
どっちに行くか考えながら迫るゾンビとの距離をとり、
実は何度も迷ってるのでこのゾンビとは数回目の対面、気の毒に思ったのか
脅かしながら順路をジェスチャー(奇声を上げ、脅かしながら方向を指差すという離れ業を見た
が、こっちが理解した直後に奇声を上げ(通常業務に戻ったと思われる
腰抜けてたんじゃ?な妹はダッシュで私を追い越し(妹よ・・・
妹を追いながら迫真で追ってくるゾンビを振り返り、気の抜けたお礼を大声で叫び・・・。

うんうん。つまりね、心温まるゾンビとの交流の思い出があるのだよw
当時早い人で20分で出られると言われていたシロモノ、40分も楽しんだというね(ノ∀`)<倍
初ってのもあるけど、友人と4人で行った時よりも断然怖かったなあ。
螺旋階段を2人で登って、あの廊下、暗闇に投げ出されたような、
「ここ行かなきゃダメっすか?」的な恐怖、この景色と心情、一生忘れないんだと思う(笑
話それたなw

風が強く吹いている (2009)
私はマラソンという競技に対して興味がまったくないんだな、ってのがよーっくわかったわ。
いやそんな事大昔から認識してっけどね。
ドラマ絡みなら・・・と思ってみてみたんだけど、
実際ドラマ部分はいいとしても、マラソンシーンになるともう見てるのが退屈で退屈で(ノ∀`)
ただ、マラソンやってる人の走り姿って美しいよね。それだけはいつも思うの。
でもそれだけ!

鈍獣 (2009)
あーおもしろかったw
やっぱ浅野さんって変に重たい役や時代劇とかより
こういた現代劇が本当に合うと思うんだよな。ふふふ。

キャストとして、クドカン脚本でユースケかー、とちょっと以外だったんだけど、
結果としてはまったく問題なし。もちろん北村さんもオールおっけw
他のキャストも全部よかったよー。
エンドロールのゆずグレンサウンドがさわやか~にいい具合にちょいグロ映像とあってたw
こーゆーのもっとたくさん観たいなー。

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真夜中のカーボーイ/Midnight Cowboy (1969)
主人公がテキサスからNYに出てきた理由って今考えると凄いよね。
ジゴロになるってのを理由に上京なんて出来ねえよ、普通。時代かしら(笑

都会に暮らす若者達のお話。
んでもこの作品に限らず、自分の居場所・存在意義・夢・希望を扱った作品は沢山あるよな。
そのうちの埋もれないひとつ、なのかな。
あのラストをハッピーエンドだと思うか否かは人それぞれだと思うよ。
私はハッピーエンドなのかな、と思う。切ないけども。

というかね、昔からジョン・ヴォイドの若い頃の顔ってど~も生理的にダメなのよ(ノ∀`)
色んな作品に出ているけど、若かりし頃の彼の作品はことごとく避けてきたというね(笑
で。ダスティン・ホフマンの、あの圧倒的な存在感って一体なんなのかしらね?

コララインとボタンの魔女/Coraline (2002)
なんとなく録画して、パズルゲームをやりながら何となく観たんだけども。
とくにここが!ってのはなかったなー。
でも世界観は私の好きな微妙に不気味系、キャラクターも時々魅力的だったよ。

ただ、子供に観せるには年齢を考慮しないとな、とも思ったよ。
甥姪1~3号に観せたら1号(小5・男)はあんまり興味無さげ、2号(小1・女)はガッツリ、
3号(年少組・男)は所々怯えながら観とりました(笑

野のユリ/Lilies of the Field (1963)
つい観ちゃうんだよなあ。この作品はダントツにお勧め。
やっぱいいものは何度観てもイイ。
いちいち説明するのも野暮なぐらい無駄がない。

スミスの心情、シスターの一見身勝手に見える言動、
観た側で色々感じ取ればいい。
黒人霊歌のAmen(アレンジ:ジェスターヘアーストン)も
とっても効果的に使われてるんだよなぁ。
観終わった後、つい口ずさんじゃうぐらいよ(笑

歌いながら去って行くスミスがとても印象的。
同時にそれを感じ取るシスターの表情。
じーんと来るよ。

心から大好きな作品、誰にでも勧めてしまう一品。
観た事ない人は是非。白黒映画かー、って躊躇している人も
騙されたと思って是非。本当に心から是非な映画なのよ。
.  . 

拍手

屋根の上のバイオリン弾き/Fiddler on the Roof (1971)
ミュージカルさ。苦手さ。しかも3時間コースさ。
でも名作なんだし知ってる曲、1曲ぐらいあんじゃね?と、思って頑張って鑑賞。
サンライズ・サンセット。知ってる曲あったー(笑
というか歌つきをしっかり聴いたのは初めてかもしれないな。
結婚式で家族を送り出す夫婦と姉妹の気持ちを歌ったものだったんだねー。

苦手なジャンルなので途中までは「我慢」で観ていたんだけど
話が進むにつれて自分でも意外な事に惹きこまれてしまった。
主人公であるパパがとにかく魅力的なんだよなー。
「な、何故??」と思うたびに天を仰ぐ仕草とかたまらないわ。
娘に彼氏の事を告白される度に娘達がぐーんと遠くにぽつんってなるのも面白かったよ(笑

それと、主人公達は東欧のユダヤ人コミュニティーに暮らすユダヤ教徒達なのね。
言ってみれば異文化。これは純粋に興味深く見せてもらったよー。
結婚式のシーンとか素敵だったよ。

家長として、父親として、自分の信念、しきたり、時代の変化、政治、迫害。
色々な問題がぐっと詰まっているんだよな。
結末も結果だけを見れば悲しい。
でも、ただ悲しいね、じゃなくてそこから彼らの力強さを感じる事ができるんだよな。
こっちも頑張ってんだからあんたも頑張んなよ、と言われてるような気にさえなる。

歌いだすストーリーはやっぱり苦手だけど、
結局の所、この作品は頑張って観てよかったと思った!うん!
全体的な音の種類も好みだったしな。サントラなら欲しいかもしれない(´∇`)

カサブランカ/Casablanca (1942)

やっぱイングリット・バーグマンは美しい・・・が、やっぱハンフリー・ボガートだろ~~!w
いや、はんふりさんの作品は数本観てるんだけど、
そういえばコレ観てなかったなーと思ってね。

この作品で一番気に入ったのは主人公リックとルノー署長の関係。
馴れ合っているのに馴れ合っていない。
とにかく署長が粋なんだよね。うん、粋。ぴったりの言葉だと思うわ。
私個人がこういうドライな、でもしっかりと築かれた友情っての大好きなのよねw

あとね、場所が場所(ドイツ支配下のフランス)なので
ドイツ人とフランス人が、当たり前だけどとっても微妙な関係なんだよね。
酒場のシーンでドイツ国歌VSフランス国歌ってのがあったりするんだけど、とにかく最高なのよ。
音楽的にもフランス国家が入ってくるタイミング、絶妙だと思うわ。

それからラストシーンも素敵なんだよなあ。いや惚れちゃうよね。マジで(笑
で、この作品は約100分。さらっと観れてしまうので、知らないなあ、という人は是非。
名文句、君の瞳に乾杯!(実際言ってる事は微妙に違うが)が観れます(笑

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Paranormal Activity 2

躊躇なくネタバレしてると思うよ注意。

なるほどね。そう繋がるのね。
2→1→2→Tokyoの順番になるわけだね。

どうやら、姉妹の先祖の誰かが悪魔と契約したらしい。
悪魔との契約から「長男」を生贄にするんだかなんだからしい。
で、姉妹の代、妹の方が長男を出産、事件発生、
最終的に妹の夫が妻にとり憑いたもんを妻の姉にやっちまえ、とな(PA2)。
で、渡されちゃった姉と彼氏んところで大騒動、姉は彼氏を殺害、その場を去る(PA1)。
それから妹夫婦んちに行き妹夫婦を殺害、その息子を連れ去る(PA2)。
その後、逃走中(?)に交通事故で死亡。(実際本当に死亡したかは不明)
その相手が日本人姉弟の姉、その姉が憑きもの貰って帰国する(PA-T)。
そこでも大騒動、姉は家族を殺害、その後行方不明になる。
連れ去られたハンター(息子)の行方はまったく不明。

話としては面白くつなげてきたなあ、と思うよ。
3もあるっぽいので今後どう転がるか、だねー。

今回、2の感想については。
ただ音で脅かすだけのものに落ちましたな。
編集は最悪でも、怖いシーンで言えば1の方がまだ印象に残るシーンがあったよ。
音で驚いたけどそれだけだったな。
そしてこの手の作品は当たり前だけど、ツッコミ満載(笑

んで。
映画が始まる直前に「衝撃の事実が(ry・・最後まで席を立たないでください」
という私がもっとも嫌う余計なお世話が出たんだけどね。
更に実際見てみたらただの続編のお知らせ(映像なし)。
マジで最悪。何考えてんだ?ってなものです。テンション下がりまくりよ。
エンドロール最後まで見ない人はいつも通り、エンドロールで席を立ってもまっっったく問題ないよ。

パンフはナシ。作っていないんだと。これは私は初めてだったなあ(笑

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Memento (2000)

公開当時からずっと観たかった作品。
混線型、逆回し、アイデア勝利、という所までは知っていたので
老後、物忘れが酷くなり始めた頃に頭の体操で観よう、と取っておいたというか(笑
が。あまりに暇で、老後を待てずに結局観てしまった(ノ∀`)

これについては内容には触れないようにいっとこう。
まず、期待通りだったなー。
それとちゃんと一度で理解できた自分に安心もしたw
繰り返しが繰り返されるわけだけど(日本語変だな(笑
登場人物は少なめだし、繰り返しも法則がある程度あったのでいい感じに楽しめたよ。

観終わってから冒頭のシーンの先が観たかったな、という気もしたんだけど、
仮に地下に降りて結果を知った所で結局同じ事の繰り返し、
だからあれでいいのか、と考え直したわ。

ああ、一時も目が離せない(離すと難易度が上がる(笑))ので
字幕で観る人、ドライアイの人は大変よ。
実際ドライアイな私、一時停止⇒目薬を数回繰り返したわ(´ー`)

で、どうやら私はノーラン監督の生み出す世界観とは相性がいいらしい。
で、ガイ・ピアーズを見るとプリシラを観たくなるのは何故だろう(笑

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