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海外ドラマと映画、音楽にゲームやら。自分のメモを兼ねての独り言。
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3と4のノベライズを探してて見つけたんだけどね。
っつかこれしか翻訳版出てなかったというか出てたんか!!!って即買いよ。
2のノベライズという事で。原作(ゲーム)と比較しつつ感想でも。

原作はデズモンドを通したエツィオなわけで、
小説ではエツィオが主人公、として話が進んでいく。現代版は一切無し。
話的には大きな違いはない。略された所を置いても9割は原作通りじゃないかしら。
実はこの時エツィオの心中こうでした、ってのが描かれているので
そういった所が読んでて面白かったな。
兄弟競争で実は恐々登ってたとか、パオラんとこではドキドキだったりとか(笑
チュートリアル的な事(懐を探る、スリ等)まで自然に盛り込んでいるのも面白い。
だた、翻訳は表現がちょい子供っぽいというか。私はもっと武骨で硬い文章のが好みだな。

原作でのジョヴァンニ達が捕まってからエツィオがフィレンツェを脱出するまで、
ここでぐっとエツィオに感情移入した私にとって、この辺りはとても大切なシーン。
父兄弟の処刑シーンは原作とは違い、ペトルチオから一人一人。辛すぎる。
処刑直後、騒ぎになって兵士たちが襲い掛かって来るんだけど
原作では構えた剣も自身も簡単に弾き飛ばされ、何もできず、逃げる事しかできない。
本当に無力なのよね、この時の彼は。
小説では一人倒してから逃げていたけど、やっぱりこれは原作のがいいな。
無力だからこそ、ジョバンニの仲間らしき男の『逃げろ』が心底染みるのよ。
辛いんだけどね、ほんとに。
プレイしながらずっとエツィオに対して辛いよなあ、辛いよなあと
繰り返し思ってやっていたもの。それは何度やっても同じでやる度に心が痛くなる。
だって暢気に暮らしていた17歳の貴族だぞ??あーもう言ってて辛い(ノД`)・゜・。

BHの方で後出しのクリスティーナの思い出はそのまま時系列通りに語られる。
中でも上のシーンの後、小説では彼女んちで一晩過ごせた事になっていて、
一晩でも静かに過ごせたんだな、と思ったらじーんと来たわ‥。
でも結局悲しい結末は変わらないんだけどね(´;ω;`)

小説ではクラウディアとマリア、モンテリジョーニに行った後はそこに留まらず
修道院で暮らしていた事になってた。
しかもクラウディアはマリオの部下と結婚まで!(夫はすぐ亡くしたけど‥
ここらのちょいちょいとした違いがまた面白いね。
ヴェネツィアでレオと外で歩きながら写本について話してたシーンは
ちゃんとレオんちでお茶しながらだったり(不味いワインと不味いケーキ(笑
飛行テストではちゃんと戻ってこれたりね(あれゲームじゃ絶対無事に戻れないよな??

それと、キャラクターの見た目とか何も考えずに受け入れていたけど
小説版はちゃんといくつぐらい、とか説明がつくので
そこで改めてゲームキャラの見た目が全員老けてるよな、ってしみじみ。
当初マキャベリなんて絶対エツィオより年上だと思ってたもの。
カテリーナもさ、初登場時なんてとても10代には見えん。どうみたって30過ぎだ・・・。

で、大きな違いはタカの目が存在しない事(注意深く目を凝らす的な事になってる
これ他のシリーズ小説はどうしてるんだろうな?やっぱタカの目って無いの?
とても大事な能力のはずなのに…。
それとイーグルダイブは特別な事らしく、アサシンの儀式迄高所から飛び降りない。
ゲームでは兄弟競争の後初ダイブだけど、小説はダイブせず普通に降りてる。
というかぽいぽい気軽に飛び降りてた身としてはちょっと違和感。
やはりこれを普通の人間の感覚として取り入れるのは難しかったのかしらね‥。

VSロドリゴはどうなんだろうな。
服毒自殺を図ったロドリゴを放置、という事で成敗完了!としていたけどさ。
この1冊だけ読む人向けの最期にしたって感じ。強引に。
原作だとここで殺したところで父兄弟は戻らない、と虚しくなって放置。
服毒なんかもしない。全然違う。
だから続編の血盟の方でも少し様子が違ってくるのよね。

あとね、原作で『自分は預言者なんだ!』と悲鳴交じりに叫ぶロドリゴのシーンね。
このあたりの声優さん(特に英語版)の演技はとてもとても熱い。
彼の勘違いが本当に気の毒になってくるほど。
なのに小説では呟きなんだよな……。全然印象違うわ‥。

で、現代版はすっぱり削除されているので、デズモンドって名前はまったく出て来ない。
原作では『デズモンドって誰(´□`;)??』状態で話は終わるけど
小説では『先にいる者』って表現になってた。
エツィオもスッキリな予言になってたよ(笑

というわけで2回読んでとても楽しかったよ。
反動で暫くやらない、と言ってたくせに2~BHを5セットもやってしまったよ(バカ

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