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海外ドラマと映画、音楽にゲームやら。自分のメモを兼ねての独り言。
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Lawrence of Arabia (1962/1990)

え?まだ見てなかったの??って言われそうな、ほんと、今更なんだけど(笑

20数年前、初めてCDプレイヤーなるものがうちに導入されて、
母がそれにあわせてCDを買ってきてね。50~60'sの2枚組みと映画音楽集。
その映画音楽集に収められていた一曲にモーリス・ジャールのアラビアのロレンスがあった。
なので私は音楽が先なんだよな。今でも大好きな一曲。

で。別に避けてきたわけじゃない。
何度でもTVで放送されているこの作品、私だって何度鑑賞を試みたことか。
が、気が付いたら既に始まっていた、録画するのを忘れてた・・・と、20数年この繰り返し(ノ∀`)
勿論、ネタバレなんてもっての他、この作品については何があろうと記事を避けてきたという(笑

で、や~~~~~~っと、録画したわけだけども。
でも、1990年の再編集版、約3時間40分。
この手の大作、十戒やベン・ハーを体験済みなので相当な体力を使うのは知っている。
何となく観始める、は完全にNG。万全の体制でないといけない。
というわけで録画してからも結構たって、体調整えて(笑)やっと、やっと(/□≦、)

本編感想。
これは完全に映画館向け。実際映画館で観たかった。
シネスコープ初期の作品って、本当にこれを生かした映像の撮り方をするよね。
砂漠、太陽、人、右から左、左から右、本当にゆっくり、たっぷり、時間をかけて映している。
端から端まで、見逃すものか!って気になる。
今のデジタル映像よりも美しさやスケールを感じる、となると
やっぱこういうのは作る側の技術とセンスだよな、と強く強く強く思ったわ。
観て欲しいシーンが本当に沢山詰まっている作品でもあるのよ。

ストーリーのテンポについては、現代ではこの作り方はまず無理だね(断言
本当にスローテンポで進む。
でもぐいっと入る事が出来るのはピーター・オトゥールの演じたロレンスの不思議な雰囲気のお陰。
昔から瞳の色が必要以上に青い、と思ってる俳優さんなんだけども、
今回も終始青かった(当たり前だ(笑
実在のロレンスさんが本当にこんな雰囲気だったのかは知らないけど
この作品のロレンスさんはどっか浮世離れしてるんだよな。なんかそれがいいというか。
前半~中盤にかけては本当に目が離せず、駱駝が歩く砂埃まで魅入ってしまった。
んでも、中盤~後半にかけては意見が分かれるかもね。

個人的には前知識がまったく無い状態で観たのでね。
正直、観る前はもっと派手な戦争英雄譚だと思っていたの。
それが実は人の内面を描いたドラマだった、ってんでね。だからこそ最後まで観る事ができた。
あとアレック・ギネスが出ていたのも今更驚いた。前知識を入れないで観るってのはやっぱイイ(笑
あー。あとね、キャラクター達が話すというか選ぶ言葉がいちいちグっと来るのよ。
なんかこの人達の会話っていいなあ、と終始思ってみてた。

人に勧めるか?と聞かれたら。
まず映画が好きか?と聞いて「あたりまえだ!!」と力強く返ってきた人に勧める。
映画ファンと自称するなら行っとけ。観とけ。知識に入れとけ、という所。
但し!しっかり睡眠をとって予定も何もいれずに時間に余裕がある時に鑑賞すること!
家に数台TVがあるなら一番大きなので観ること!w

最後に。やはり戦争映画はどれだって虚しい。そしてそれが正解。

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