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海外ドラマと映画、音楽にゲームやら。自分のメモを兼ねての独り言。
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刑務所のリタ・ヘイワース -春は希望の泉-
DIFFERENT SEASONS "Rita Hayworth and Shawshank Redempion"


これはショーシャンクの空に、と言った方が馴染み深いかな?
1994年にティム・ロビンス主演、共演にモーガン・フリーマン
他にもあんな人やこんな人が出ています(ヲイ
や、書き出すのが面倒な程色々でてるんだもん(ノ∀`)<ロマノ~♪

当時勿論話題になっていたし、内容にも非常に興味があったんだけど
その当時のティム・ロビンスが好きじゃなくて、しかたなく避けた作品でね。
実際この映画を私が見たのは5年ぐらい前かなあ。
ミスティック・リバーだったかな。年取ったティムさんを見て、
今なら好みだ、とか意味不明な理由でDVD買ってきてね(笑
で、期待通り素晴らしい作品で。逆に今まで取っといて良かった!と心から思ったぐらい。
お陰で自分の中でもかなり上位ランクの作品。

そんな原作、そしてキング、という事でずっと探していたんだよね。
まさか中編集だとは思わなかったので辿り着くのに随分時間がかかってしまった;;
4つのお話が掲載されている中編集で、日本では恐怖の四季、春夏・秋冬と2冊で発行。
で、春夏のタイトルがゴールデン・ボーイ。・・いやいいんだけどね・・。
因みに秋冬編にはスタンド・バイ・ミーがタイトル。
あ、マンハッタンの奇譚クラブを探している人へ。秋冬編に収録されてるよ~w

以下、原作映画ともに微妙にネタバレ

実際読んでみて思ったのは、意外な事に原作の方が地についた話だったって事かな。
勿論、ストーリーは殆ど映画と一緒。あの映画、本当によく出来てます。
でも映画の方は脱獄までのサクセスストーリーみたいな描かれ方なので
他のキャラクターの扱いも、いかにも「ドラマ」って印象。
原作は、まあキングならではの想像つきやすい表現、
今回はSFでもファンタジーでもないのでとても現実的。
実際の脱獄シーンのあたりなんかもう、顔歪めて読んでましたよ(´□`;)<汚!
つまり、SFじゃなくてもやっぱキングはキングなんだよな(笑

モーガン・フリーマンの演じたレッドについては、原作も映画もどちらも捨てがたい。
フランク・ダラボン(監督・脚本)って凄く良い仕事してくれたよなあ。
主人公はアンディだけど、ストーリーテラーはレッド。原作も映画も。
とてもとても重要なポジションなんだよね。
ほんと、こればっかは原作も映画もどちらもいいんだよなあ。
片方しか知らない人は是非両方の世界を知って欲しいな。

原作にはないけど、この映画で一番好きなシーンはモーツァルトフィガロのシーン。
あれは囚人達と一緒に意識が塀の外へ飛んでったよ(笑
とても効果的な使い方なんだよね。オペラ好みじゃない私すら意識飛んだぐらいだから(笑
レッドのナレーションもいいんだよね。シンプルな感想なんだけど、
音楽に言葉は要らない、ってのがよく伝わる。
その時のアンディが言った台詞も嬉しくてねー。
「音楽は決して人から奪えない。そう思わないか?」
うん、心からそう思うわ。

あと、アンディの冤罪の証拠を持ってきた青年の結末はまったく違います。
映画は気の毒すぎ。原作は現実的。

映画と原作でのラストの違いは、違いというよりは映画の方がオマケ付きってカンジかな。
しかも嬉しいオマケなんだよね。
ラストの方、レッドの独白が始まるよね。
原作はあの独白のまま終わってしまってる。
映画ではあの後、ほんの一瞬だけど・・・。
その辺ね、やっぱ映画の方がドラマチックにつくられてます。
あれだね、原作を読んで、レッドはこの後どうなるんだろう・・と散々思い巡らせた後、
その後に映画を観るといいかも。心が晴れやかになります(笑

キング作品映像化で、原作も映画もどちらも大衆にうけるってのは滅多にない。
これは成功作品。自信をもってどちらもお勧めできる。そんな数少ない作品だと思うよ。

ただ・・何故、本来比較的小柄な主人公、アンディ役に
心底大柄なティム・ロビンス(194cm)が選ばれたのか。うん、最大の謎だわ(笑
結果としては全て良い方向にいってるから、いいんだけどねw

因みに。
もし、原作のアンディがまんまティムさんのような体格だった場合。
・・・・脱獄失敗です(ノ∀`)<ヨンデミ?

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