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海外ドラマと映画、音楽にゲームやら。自分のメモを兼ねての独り言。
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同じタイトルで映画化されてるけども、映画は観てません。
でも昔何度もCMを見ていたので存在は知ってる。
そしてそのCMだけでアントン・イェルチンにこっそり落ちてたという(笑

それはさて置き原作だけども。
これ、どうやって映画化したの?ってのが率直な感想。

これ、ある意味中篇集。
でもね、上巻が1つの話、下巻が3つの話なんだけどさ。
しかも上巻については、おもっきしダークタワー繋がりなんですわ。
んでたっぷりと語られているからてっきり下巻ではその続き!と思うじゃんか。
それが全然違うんだよね・・・・。
なんで折角破壊者とか出てきたのにトランプ狂の学生の話になってんだ??みたいな。
非常にがっかり。いつになったらあの世界の続きを??って
下巻に入った頃は、かなりストレス感じながら読んでたな。

でも、最後まで読んでみてその気持ちはどっかいっちゃった。
最初は主人公ボビーと親友サリー、ガールフレンドのキャロルと老人テッドとの話。
古き良きアメリカとダークタワーの世界が絡んでかなり面白かった。
上巻ではものすごーくいいところで終わる。

下巻ではまったく関係ないピートの学生生活の話。
実は同じ大学にキャロルが居るんだよね。主人公はピートだけど、ベトナム戦争時代の大学生の立場、それにキャロルも絡んで彼女のその後をみる事が出来る。

それから幼い時、キャロルのいじめに加わったウィリーのその後。

それから、最終的にボビーとは疎遠になってしまったサリー。
大人になってベトナム戦争に参加。
ここには当然ウィリーが絡んで来て、ピートの同級生の一人も登場する。

そして、最後に年をとったボビーが故郷に帰って・・・。

つまりはすべての話がリンクしてるんだよね。
それとベトナム戦争や当時の学生の動きなどが綴られていてとても興味深かった。
でもね。思うのよ。
最後のオチに結びつける為にダークタワーの世界が持ち出されたのかもしれないけど、
それにしては出しすぎかな、と。
いっそ完全に別物として読みたかったような気がする。
でも、ダークタワーの番外編、という逆の目で読めばかなり面白いのかも。

私はダークタワーは最後にとってあるのでまだ読んでないのね。
だから普通に別のダークファンタジーを楽しめるのか、と思って読んでた。
んでも拍子抜けしつつもやはり結果的には面白かったってのが悔しいというか(笑
うーん・・ダークタワー早く読んだ方がいいのかなあ。
とかいいつつ今既にデッド・ゾーン読んでるんですけどね(笑

この原作で一番好きなところはサリーが見た幻覚のシーン。
凄いよね。すべてがスローモーションで頭に浮かんでくるの。
グランドピアノが落下してくる所なんかドキドキしながら読んでたよ!
携帯電話が頭に刺さった女性、ってのはキングらしすぎて、恐ろしいんだけど笑えた(笑
キングによく見る恐怖と笑いの紙一重のような表現も好きだなー(笑
翻訳の仕方も巧いんだろうなー。

映画の方は年をとったボビーの回想で少年時代のみを描いているみたいね。
別物、という事か。
でもストーリが他に移らないのでこれはこれで楽しめそうだな。
今度観てみよーっと(`∇´)

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