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海外ドラマと映画、音楽にゲームやら。自分のメモを兼ねての独り言。
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ハリーとトント/Harry and Tonto (1974)
 
74年モノの、ロード・ムービーでございます。
ハリーがじじい、トントが猫。
なんだろね、終始穏やかというか、ゆったりと話が進んでいくのね。
これといった事件が起こるわけでもなく、普通に旅してるのが逆にいい。
こんな風に旅ってしてみたいかも、と思わせる。
 
気に入ったのは、確かに相棒は猫だけど、「動物もの」じゃない所。
ハリーの相棒であり、ハリーの必須アイテム(笑)なんだけど、トント自身は特に何もしないの。
ただ、傍にいるだけ。あくまでも飼い猫の範疇。
別に画面に向かって愛想振りまいたり余計なことはまったくしない。
ハリーに抱かれながら移動する時とか、ハリーの抱き方が乱雑なので(それもまたいい
「かんべんしてくれよ」的にぶら下がってたりとかは可愛かったけどな(笑

それと、登場人物に悪人はいない。
息子や娘、孫、それぞれが私達の身の回りにもよくありそうな悩みを抱えていたりして、
それをハリーがハリーなりに対応しているのもいい。
別に大げさな事を言う訳でも頭ごなしに説教たれまくる訳でもないのね。
頑固じじいなんだけど、子供達への愛情や優しさを感じるの。
 
つまりね、このジャンル、やっぱ好きだなーとしみじみ思わせてくれた作品だったよ(´-`)


ロフト./Loft (2008)
 
ミステリー・サスペンスですな。
中々よく出来た作品だと思うなー。
派手な部分はまったくなくて、静かに、でも丁寧に話が進んでいくのよ。

現在と過去の回想が織り交ざり、複線もいくつもあって
真実にたどり着くまでも二転三転してくれてね、最後まで楽しめたわ。

それと、ベルギー産のこの作品、個人的に知らない俳優ばかりなのもよかったな。
贔屓無く純粋に作品そのものを感じる事が出来るからね。
 
ただ…ただね、そもそもの発端、動機を考えるとねぇ。
てめぇらのツケだ、勝手にやってろ!って言いたくなるかもw
てゆうかそこに気が付いてしまうと(気付くと思うけど(笑))付き合ってられっか!って(ノ∀`)
 
ただ、つくりはほんと丁寧なんだよな。そこらへんは見て欲しい気がする。
急展開で明後日の方向に進みがちなハリウッド映画に食傷気味の人向きかもしれないな(笑

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